2011年6月
小学校国語科教科書におけるインクルージョンの可能性―コミュニケーションと遊びの観点を中心に―
学思会(編)『国語科授業論叢』
- 巻
- 号
- 3
- 開始ページ
- 80
- 終了ページ
- 89
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 研究論文(学術雑誌)
- DOI
- 10.15027/33027
- 出版者・発行元
- 学思会 広島大学教育学部難波博孝研究室
本稿では、2011年4月より小学校に導入された光村図書の教科書を中心に、インクルージョンの観点から分析・検討し、実践を提案した。なお、本稿ではインクルーシブな国語科教科書の条件として、「コミュニケーションについて考えることができる教科書教材」と「遊びの感覚を共有できる教科書教材」の2つの観点が必要であることを主張した。インクルーシブな国語科授業の構想として、「①通常学級だけで取り組む国語科授業の場合」「②通常学級が特別支援学級を巻き込んで取り組む国語科授業の場合」「③特別支援学級が通常学級を巻き込んで取り組む国語科授業の場合」の3つの活動を提案した。
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.15027/33027
- CiNii Articles ID : 120004185091