2011年 - 2013年
源氏物語の本文関係資料の整理とデータ化及び新提言に向けての再検討
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
『源氏物語』には、大きく青表紙本と河内本の二系統の本文が存在する。だが市販されている『源氏物語』の本文は藤原定家の手を経た青表紙本系統が殆どである。一方の河内本の本文の実態が充分に理解されていないことに原因がある。そこで、未公開の河内本の本文を翻刻し、別本を含めた三系統の重要な十数本の伝本を、6巻に渡り、巻ごとに比較可能な対校一覧を作成して公開してきた。平成19年度から22年度までの基盤研究Aでの4年間を含めると、巻数は10巻を越える。併せて、時期が来ればそれらをウェブ上で公開するためのデータベース化の作業も進めてきている。
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- 課題番号 : 23520241
- 体系的課題番号 : JP23520241
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論文
1-
豊島秀範編『源氏物語本文のデータ化と新提言2』平成24年度科学研究費補助金基盤研究(C)報告書、國學院大学文学部日本文学科 2 46-59 2013年3月