本論文では、ビデオゲームシミュレーションにおける外国語学習と異文化学習のアフォーダンスに関する予備研究から得られた知見を紹介する。本論文では、Nintendo Switchの人気ゲーム「どうぶつの森」の背景を説明した後、言語学習とリテラシーの発達における自叙伝的なケーススタディを提供する。 また、ゲームのキャラクターやコンテンツ、仕組みに深く関わることで、コミュニティの価値観や倫理的な問題についての豊かな議論が生まれた例を示している。さらに、「どうぶつの森」などのビデオゲームが、家族やコミュニティの絆を強めるきっかけになる可能性を示しています。