2016年4月 - 2019年3月
学校教育のための成長型気象観測ネットワークシステムの開発研究
日本学術振興会 学術研究助成基金助成金:基盤研究(C) 基盤研究(C)
測定値をインターネットで共有できる、小中学生を対象にした、どこにでも置ける百葉箱と、測定値を蓄積・可視化するサーバの開発研究を行った。百葉箱側で独立した電源を持ち、通信手段も確保するため、使用者は電源も通信線も用意する必要はなく、置くだけで環境の自動測定を開始できる。百葉箱は、一般的な形状の他にも可搬型の小さいものも制作した。
これにより、子供たちは興味のまま自由な発想で直ちに環境測定を実施できるようになる。また、同じシステムを利用する他校のデータを共有することで異なる地域との比較を踏まえた学習が可能となる。すべての百葉箱の情報は一元的に扱われ、利用が広がるとともに自然と観測網は成長していく。
これにより、子供たちは興味のまま自由な発想で直ちに環境測定を実施できるようになる。また、同じシステムを利用する他校のデータを共有することで異なる地域との比較を踏まえた学習が可能となる。すべての百葉箱の情報は一元的に扱われ、利用が広がるとともに自然と観測網は成長していく。
- ID情報
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- 課題番号 : 16K00995
- 体系的課題番号 : JP16K00995