2015年9月
宅地盛土の原位置水浸沈下試験方法の開発 その1:原位置および室内試験
第50回地盤工学研究発表会
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- 記述言語
- 日本語
- 会議種別
- 口頭発表(一般)
- 主催者
- 地盤工学会
- 開催地
- 札幌
現在,宅地盛土における性能評価の方法はスウェーデン貫入試験等によるN値を用いた施工管理が主となっているが,結果が局所的なものであり宅盤全体を評価するという点では困難な面が多い.一方,盛土の水浸沈下という観点に着目し,N値との相互関係から施工管理基準を提案するものも見られるが,まだその事例は少ない.本研究は,宅地盛土の性能評価に関する新たな提案を行うことを目標として,原位置水浸試験が新たな性能評価としての試験規格となりえるかを検証するものである.本稿では,締固め度の違いによる室内水浸沈下試験結果を考慮した上で,実際に締固め度の異なる盛土を造成して原位置水浸沈下試験を実施した.