2009年9月22日
補助情報を伴う情報源符号化定理に関する一考察
電子情報通信学会技術研究報告. IT, 情報理論
- ,
- 巻
- 109
- 号
- 212
- 開始ページ
- 31
- 終了ページ
- 36
- 記述言語
- 英語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- 一般社団法人電子情報通信学会
情報源符号化定理とは,誤り確率が一定値以内という条件で達成可能な符号長の最小値を表す.一対一の情報ネットワークに対する情報源符号化問題においては,一般情報源という極めて広い情報源クラスに対して,符号長の最小値が求められている一方で,対象とする情報源クラスを限定した際に符号長の最小値を精密に評価する研究も行われている.近年多対多の情報ネットワークを対象とした多端子情報理論が盛んに研究されているが,その基本的な問題の一つに多対一の情報ネットワークにおける相関のある情報源符号化問題がある.相関のある情報源符号化にはSlepian-Wolf型,Wyner型など様々なタイプがある.従来,これらいくつかの基本的なタイプの相関のある一般情報源に対しての符号化定理が述べられている.しかし,対象とする情報源クラスを限定したもとでの符号化定理に関しては未だ議論がなされていない.本研究では,相関のある情報源符号化問題の一つである補助情報を伴う情報源において情報源に制約を加えることで符号長の最小値を精密に評価する.
- リンク情報
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- CiNii Articles
- http://ci.nii.ac.jp/naid/110007387387
- CiNii Books
- http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN10013083
- URL
- http://id.ndl.go.jp/bib/10389822
- ID情報
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- ISSN : 0913-5685
- CiNii Articles ID : 110007387387
- CiNii Books ID : AN10013083