鈴木 重雄

J-GLOBALへ         更新日: 19/01/11 03:07
 
アバター
研究者氏名
鈴木 重雄
 
スズキ シゲオ
eメール
ssuzukikomazawa-u.ac.jp
URL
http://ecogeolab.bambusaceae.net/
所属
駒澤大学
部署
文学部地理学科地域環境研究専攻
職名
准教授
学位
学士(専修大学), 修士(専修大学大学院), 博士(広島大学大学院)

研究分野

 
 

経歴

 
2003年5月
 - 
2004年1月
専修大学 文学部 ティーチングアシスタント
 
2003年5月
 - 
2004年1月
専修大学 文学部 ティーチングアシスタント
 
2006年4月
 - 
2007年2月
広島大学 大学院国際協力研究科 ティーチングアシスタント
 
2006年4月
 - 
2007年2月
広島大学 大学院国際協力研究科 ティーチングアシスタント
 
2007年4月
 - 
2008年2月
広島大学 大学院国際協力研究科 ティーチングアシスタント
 

学歴

 
1999年4月
 - 
2003年3月
専修大学 文学部 人文学科
 
2003年4月
 - 
2005年3月
専修大学大学院 文学研究科 地理学専攻
 
2005年4月
 - 
2008年3月
広島大学大学院 国際協力研究科 開発科学専攻
 

委員歴

 
2017年4月
 - 
現在
日本地理学会  資格専門委員
 
2012年1月
 - 
現在
日本景観生態学会  専門幹事(地理学)
 
2014年1月
 - 
現在
日本景観生態学会  会計幹事
 
2012年4月
 - 
現在
立正地理学会  評議員
 

論文

 
稈伐採と塩素酸ナトリウム・クロレートS全面土壌散布の組み合わせによる放置竹林の効率的駆除
江上 浩・久本洋子・鈴木重雄・高橋幸貴・須藤智博・虻川勝宜
森林防疫   66(5) 11-22   2017年9月   [査読有り]
タケ駆除法の確立を目的に竹稈の伐採と塩素酸ナトリウム粒剤の全面土壌散布の組み合わせによる駆除を実施し、その効果の検証を薬剤処理3年間のタケの地上部・地下部の測定と実施コストの比較から行った。その結果、本手法はタケの地上部に加え、地下部の衰退にも効果的であり、処理後2年内にタケの駆逐を達成すると考察された。また、コスト面でも既存の手法より有利であった。
熊谷市妻沼における河川・水路の水質と水生生物相の季節変化
鈴木重雄・飯山和也・長谷川樹生・望月奏岐
地球環境研究   19 111-115   2017年3月
農業地域の河川・用排水路の水質と生物相の季節変化について、埼玉県熊谷市妻沼地区において実証を行った。水質は、非灌漑期に、りん酸イオン、亜硝酸イオン、CODの濃度が上昇し、流量の低下に伴う水質の悪化が見られた。また、小型魚類の分布も非灌漑期の水量の低下が、生息数の低下をもたらしていると考察できた。このため観光・親水空間として水路の利用を考える際には、非灌漑期の通水が必要であるといえる。
稈伐採および塩素酸ナトリウム・クロレートS全面土壌散布によって放置竹林から広葉樹林への早期転換は可能か?
久本洋子・江上 浩・鈴木重雄
景観生態学   21(1) 69-74   2016年8月   [査読有り]
放置マダケ林における竹稈全伐後の塩素酸ナトリウム50%粒剤の全面土壌散布が、広葉樹林への樹種転換を促す簡便な手法となりうるかを、植生構造の経過観察により検討した。この結果、薬剤処理区は薬剤無処理区に比べて1年8ヶ月ほど早く遷移が進行したことを明らかにし、両区の木本種の出現にも大きな差が生じていないことを確認した。これを踏まえて、早期の広葉樹林化には、木本種の存置が重要であると提言した。
事前伐採と塩素酸ナトリウム粒剤(クロレートS)全面土壌散布の組み合わせによる放置マダケ林の防除
江上 浩・久本洋子・鈴木重雄・高橋幸貴・須藤智博・尾川新一郎・若林利昌・遠藤良太
森林防疫   64(1) 20-28   2015年1月   [査読有り]
タケ駆除法の確立を目的に竹稈の伐採と塩素酸ナトリウム粒剤の全面土壌散布の組み合わせによる駆除を実施し、竹稈の発生状況の推移と掘り取った地下部の観察によりその効果の検証を行った。その結果、タケの事前伐採を行うことで薬剤処理を均質なものとし、1回の薬剤処理で十分な効果が得る可能性が示唆された。また、伐採による稈の有効利用も可能であることも本手法の優位性である。

書籍等出版物

 
地域をさぐる
内山幸久編著 石原 肇・岩動志乃夫・大石雅之・岡田 登・貝沼恵美・亀井啓一郎・近藤 敬・鈴木重雄・瀬戸真之・高木 亨・高田明典・高橋 純・高山正樹・中田紀昌・初澤敏生・松井秀郎・松尾忠直・山下太一・山田淳一・横山貴史・吉本 勇執筆 (担当:分担執筆, 範囲:第4部第1章 鎌倉市西部における54年間の植生変化と竹林の拡大要因)
古今書院   2016年3月   
第4部「日本の自然と災害復興をさぐる」の一編として、東京大都市圏の外縁部にあたる神奈川県鎌倉市西部における戦後の植生変化を空中写真判読より明らかにした。これにより市街地化に伴う緑地面積の減少が見られること、さらに広葉樹林の面積減少が比較的小さい一方で、低木林、草地が激減したことを示した。また、急激に拡大を続けた竹林は、林地への管理が滞っていることが要因であると推察した。
地理を学ぼう-地理エクスカーション
伊藤徹哉・鈴木重雄・立正大学地理学教室編 阿由葉司・大石太郎・大石雅之・貝沼恵美・片柳 勉・島津 弘・鈴木厚志・原美登里・平井 誠・松井秀郎・松尾忠直・森田匡俊・山田淳一執筆 (担当:共著, 範囲:編集と1.2、2.3、あとがきの執筆を担当した。)
朝倉書店   2015年5月   
地理学の初学者が地理エクスカーションを紙上で模擬的に体験し、地理学の視点や考え方を理解することを目指したのが本書である。この中で、第1部第2章地理エクスカーションのすすめ方において、エクスカーションへの臨み方を事前準備から実施、事後学修と順を追って説明した。第2部第3章植生を捉える視点とは何かでは、埼玉県比企丘陵におけるエクスカーションを事例に、人為的攪乱を強く受けた植生を観察するエクスカーション事例を紹介した。
地域資源とまちづくり 地理学の視点から
片柳 勉・小松陽介編著 伊藤徹哉・岩間信之・上江洲薫・貝沼恵美・河内良彰・鈴木重雄・髙木 亨・高田明典・西川昌宏・浜田 崇・原 啓介・原美登里・深見 聡・松尾忠直・武者賢一・山田淳一執筆 (担当:分担執筆, 範囲:二次的自然の保全からの地域づくり:島根県大田市三瓶山・徳島県阿南市)
古今書院   2013年5月   ISBN:978-4-7722-5270-6
二次的自然の保全の取り組みがなされている島根県大田市三瓶山の草原と徳島県阿南市の竹林の事例を取り上げ、保全活動を中心とする地域づくりへの研究者の役割がどのように認識されているのかを紹介した。研究者は学術的なモニタリングにより活動の科学的な裏付けを担うことができると同時に、豊富な知見を生かした活動のマネジメントを引き受けることにより活動の中心となっている事例もあることを示した。
Landscape Ecology in Asian Cultures
S. -K. Hong, J. Wu, J. -E. Kim, N. Nakagoshi eds. (担当:分担執筆, 範囲:Sustainable Management of Satoyama Bamboo Landscapes in Japan)
Springer   2011年1月   ISBN:978-4-431-87798-1

講演・口頭発表等

 
養蚕の衰退とマツ枯れによる植生・土地利用の変化―埼玉県滑川町山田地区の事例―
鈴木重雄
立正地理学会第73回研究発表大会   2018年6月2日   立正地理学会
埼玉県滑川町山田地区の植生・土地利用変化を首都圏に位置する養蚕地域の代表として、GISを用いたオーバーレイ解析、二項ロジスティック回帰分析を用いた空間統計学的手法により地域間比較が可能な形で、検討を行った。この結果、1961年以前は、アカマツ林、草地、落葉広葉樹低木林で相互の変化による変動面積は大きく、動的平衡状態であったものの、1961年以降は、遷移系列に沿った変化が見られ、植生変化の体系に大きな変化が見られたことを示した。
広島市庄原市の一集落における16年間の植生変化
鈴木重雄
2018年日本地理学会春季学術大会   2018年3月22日   日本地理学会
大学生による自然環境をテーマとする観光パンフレットの製作―熊谷市妻沼地区での取り組み―
鈴木重雄
第72回立正地理学会研究発表大会   2017年6月3日   立正地理学会
妻沼の河川・水路における水質と水生生物の季節変化
鈴木重雄・長谷川樹生・飯山和也・望月奏岐
第71回立正地理学会研究発表大会   2016年6月4日   立正地理学会
放置竹林問題の解決に向けて―竹材利用と防除技術を踏まえた竹林管理計画―
第127回日本森林学会大会   2016年3月27日   日本森林学会

Works

 
里山における竹林分布の拡大
鈴木重雄   その他   2018年8月
特集「資源としての竹の利用技術」の一編として、日本各地の里山や都市近郊において、竹林の拡大が進行をしていることの解析手法と影響の研究の現状を紹介した。生物多様性や森林保水力の低下と行った問題も引き起こす竹林の拡大は、さらなる農村に暮らす人々の土地利用意欲を低下させることにより、さらなる竹林の拡大の余地を生むという負のスパイラルをもたらしており、早急かつ有効な対策が必要となっていることを説明した。
竹林からの産品の生産動向と地域性
鈴木重雄   その他   2018年5月
たけのこと竹材の国内の生産量について、1960年代から現在に至る統計資料を基に、生産地域の動向を明らかにした。特にたけのこ生産地は、1960年には消費地に近接していたものが、1980年代には、国内遠隔地(九州・四国)に移動し、中国からの調整たけのこの輸入により、遠隔産地においても分化が進んだことを明らかにした。
今、どれだけ竹がはびこり、誰が手入れできるのか?
鈴木重雄   その他   2017年8月
連載記事「シリーズ これからの竹資源管理に向けて」の一編として、竹林の拡大の広がりと管理体制についての解説を行った。竹林分布の推定法として、広島県竹原市小吹集落と滋賀県近江八幡市八幡山での空中写真から竹林分布の変化を比較した研究を取り上げ、たけのこ生産地、非生産地とも管理放棄地に向けて急速な拡大を示していることを示した。管理体制の構築には、この状況を中山間地域共通の問題として認識することが重要であると示した。
立正大学地理学科における地図地理検定の活用
鈴木重雄・松尾忠直・高田明典   その他   2013年10月
立正大学地球環境科学部地理学科において、学生の地図に関する基礎知識の向上と学習成果を確認する機会として、地図地理検定を導入した経緯と課題をまとめた。立正大学地球環境科学部地理学科では、2008年度より1年生の必修専門科目である「基礎地図学および実習Ⅰ・Ⅱ」受講者全員に、秋の地図地理検定の受験を課している。学生の向上心や資格獲得願望を満たし、教員による授業内容の自己点検を進める点で有効であった。
書評:原田 洋・井上 智『植生景観史入門』
鈴木重雄   その他   2013年3月
原田 洋・井上 智著『植生景観史入門』の書評として、神奈川県と東京都多摩地区の事例紹介にとどまっている感があるのは残念であるが、植生の復元手法の紹介や実践を取り上げていることを評価した。

競争的資金等の研究課題

 
自然―社会の動態からみた河川堤外地空間の即応的展開に関する地理学的研究
日本学術振興会: 基盤研究(C)
研究期間: 2018年4月 - 2021年3月    代表者: 島津 弘
耕作放棄地の景観動態に対する比較植生地理学的研究
文部科学省: 若手研究(B)
研究期間: 2015年4月 - 2018年3月    代表者: 鈴木重雄

社会貢献活動

 
竹林景観ネットワークの運営
【運営参加・支援】  2007年12月 - 現在
タケ類に関する知識の研究分野相互の交換と、社会への還元を図るために定期的に研究集会やシンポジウム、現地見学会を開催している。