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2021年11月19日

<総説>東日本大震災から10年を迎えて(福島県における支援研究)

生存圏研究
  • 上田, 義勝
  • ,
  • 杉山, 暁史
  • ,
  • 徳田, 陽明
  • ,
  • 二瓶, 直登
  • ,
  • 谷垣, 実

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開始ページ
1
終了ページ
15
記述言語
日本語
掲載種別

2011年3月11日に発生した東日本大震災から、10年の月日がすでに経過しつつある。我々は震災直後から福島県に赴き、現地での復興支援研究に携わってきた。現在も連携支援を模索しながら、研究活動、および研究成果を議論するシンポジウムを定期的に開催している。特に震災直後には、放射性セシウムの除去のため、いち早く微細気泡技術に着目し、除染実証事業として現地での実証実験を行った。また、その後の福島県との新しい共同研究として、観葉植物の延命などの微細気泡技術の農業利用や、長期間にわたる環境放射能のリアルタイムモニタリングなど、10年を経過しつつある現在でも国際的・学際融合的研究を幅広く続けてきている。本稿では、我々の福島県での研究に関する成果、および公開シンポジウムについてのこれまでの活動をまとめ、今後の連携支援研究にもつながる形として、ここに報告するものである。

リンク情報
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/AA12127944
CiNii Research
https://cir.nii.ac.jp/crid/1050572244968417664?lang=ja
URL
http://id.ndl.go.jp/bib/031840604
URL
http://hdl.handle.net/2433/267461
ID情報
  • ISSN : 1880-649X
  • CiNii Articles ID : 120007183798
  • CiNii Books ID : AA12127944
  • CiNii Research ID : 1050572244968417664

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