2011年12月
フィリピンにおける残滓中の水銀汚染の除去
Danmarks og Gr{\o}nlands Geologiske Unders{\o}gelse Rapport, Vol.127
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- 英語
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この報告書は金の小規模採鉱による水銀汚染された残滓を旧来の手法により除染を試みた実験結果をまとめたものである。フィリピンでは金小規模採鉱による水銀汚染が多く見られており、最大で1トンあたり250グラムもの水銀汚染が見られる。しかもこれらには最大で16グラム/トンの金が含まれていることが知られている。そこでこの残滓中に含まれる金をあたかも"隠された金鉱"として地元採掘業者が金回収を行う過程で水銀も回収するようなプロセスを考案しこの試験的なテスト実験の結果をまとめた報告書である。