2016年4月 - 2019年3月
高レベル放射性廃棄物(HLW)処理・処分施設の社会的受容性に関する研究
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B)
本研究「高レベル放射性廃棄物(HLW)処理・処分施設の社会的受容性に関する研究」は、原子力発電所からでる使用済核燃料に由来するHLW処理・処分施設立地の社会的合意形成のあり方を、科学技術コミュニケーション研究における欠如モデルと文脈モデルに基づき、日本と欧州のケーススタディから、欠如モデルの限界と文脈モデルの適用可能性を明らかにすることを目的としている。その際、各モデルを分析する方法論として社会的受容性論に着目し、HLW処理・処分施設の社会的受容性を技術・制度・市場・地域の4要素から定義し、日本と欧州における立地容認事例と拒否事例における各アクターの社会的受容性分析を通じて、欠如モデルの限界を実証的に検討し、文脈モデルの具体的な適用手法について考察することとしている。以上の研究目的に基づき、本科研PJの第1年次(2016年度)の研究活動としては、外部専門家などを招聘した合計7回の研究会を開催し、国内調査として青森
- ID情報
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- 課題番号 : 16H03010
- 体系的番号 : JP16H03010