
福田 康弘
フクダ ヤスヒロ (Yasuhiro Fukuda)
更新日: 05/22
基本情報
- 所属
- 東北大学 大学院農学部・農学研究科 動物環境システム学分野 助教
- 学位
-
理学博士(金沢大学)
- J-GLOBAL ID
- 201001075253217994
- researchmap会員ID
- 6000024804
- 外部リンク
学歴
2-
- 2008年3月
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- 2004年4月
委員歴
11-
2021年11月 - 現在
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2021年11月 - 現在
-
2021年6月 - 現在
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2021年2月 - 2021年11月
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2012年4月 - 2018年11月
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2018年1月 - 2018年3月
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2013年11月 - 2015年11月
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2010年11月 - 2015年11月
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2013年11月 - 2014年11月
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2008年11月 - 2013年11月
受賞
9-
2016年12月
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2015年6月
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2013年11月
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2009年6月
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2009年5月
主要な論文
68-
Microorganisms 10(12) 2426-2426 2022年12月7日 査読有り筆頭著者責任著者
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Gene: X 1 100006 2019年2月 査読有り
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Pretreatment with rumen fluid improves methane production in the anaerobic digestion of paper sludgeWaste Management 78 379-384 2018年8月 査読有り
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PARASITOLOGY INTERNATIONAL 66(5) 588-592 2017年10月 査読有り
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JOURNAL OF CELL SCIENCE 130(10) 1822-1834 2017年5月 査読有り
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TROPICAL ANIMAL HEALTH AND PRODUCTION 48(4) 837-841 2016年4月 査読有り
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JOURNAL OF EUKARYOTIC MICROBIOLOGY 62(4) 481-493 2015年7月 査読有り
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AUTOPHAGY 10(2) 209-225 2014年2月 査読有り
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Parasitology research 112(1) 187-92 2013年1月 査読有り
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PARASITOLOGY RESEARCH 111(4) 1817-1820 2012年10月 査読有り
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PARASITOLOGY RESEARCH 107(5) 1043-1047 2010年10月 査読有り
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EUROPEAN JOURNAL OF PROTISTOLOGY 44(1) 27-33 2008年2月 査読有り
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Eur J Protistol 42(3) 209-219 2006年9月 査読有り
MISC
64-
日本寄生虫学会大会プログラム・抄録集 89th 2020年
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廃棄物資源循環学会研究発表会講演集(Web) 30th 2019年
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日本畜産学会大会講演要旨 125th 2019年
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バイオマス科学会議発表論文集(Web) 13 2018年
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日本分子生物学会年会プログラム・要旨集(Web) 41st 2018年
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日本原生生物学会大会講演要旨集 51st 2018年
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日本水環境学会年会講演集 51st 2017年
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日本生物工学会大会講演要旨集 69th 2017年
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日本寄生虫学会大会プログラム・抄録集 86th 2017年
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日本寄生虫学会大会プログラム・抄録集 86th 2017年
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日本微生物生態学会大会(Web) 2017 2017年
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日本微生物生態学会大会(Web) 2017 2017年
-
日本微生物生態学会大会(Web) 2017 2017年
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日本原生生物学会大会講演要旨集 50th 2017年
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日本原生生物学会大会講演要旨集 50th 2017年
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廃棄物資源循環学会研究発表会講演集(Web) 28th 2017年
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日本寄生虫学会大会プログラム・抄録集 85th 2016年
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日本原生生物学会大会講演要旨集 49th 2016年
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日本生物工学会大会講演要旨集 68th 2016年
書籍等出版物
3-
朝倉書店 2018年9月
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医薬ジャーナル 2016年3月1日
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Springer Japan 2015年10月 (ISBN: 9784431551294) 査読有り
講演・口頭発表等
32-
第55回 日本原生生物学会大会 2022年9月2日
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第44回日本分子生物学会年会 2021年12月1日
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第 54 回 日本原生生物学会大会 2021年11月22日
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第43回 日本分子生物学会年 2020年12月2日 招待有り
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第52回 日本原生生物学会大会(水戸大会) 2019年10月26日
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第2回原生生物・寄生虫・進化セミナー 2018年11月28日
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第41回日本分子生物学会年会 2018年11月28日
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第51回日本原生生物学会大会 2018年10月20日
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2017年度生命科学系学会合同年次大会(ConBio2017) 2017年12月6日
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第50回日本原生生物学会大会 第1回日本共生生物学会大会 2017年11月17日
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第50回日本原生生物学会大会 第1回日本共生生物学会大会 2017年11月17日
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第86回日本寄生虫学会大会 2017年5月27日
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第86回日本寄生虫学会大会 2017年5月27日
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日本藻類学会第41回大会 2017年3月24日
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第39回日本分子生物学会年会 2016年11月30日
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生体ボリュームイメージ&生理研研究会 2016年11月16日
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第 49 回日本原生生物学会大会 2016年10月8日
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寄生虫学会 2016年3月19日
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第48回日本原生生物学会大会 2015年11月6日
-
VII ECOP-ISOP Joint Meeting 2015年9月5日
所属学協会
6主要な共同研究・競争的資金等の研究課題
7その他
4-
2012年4月 - 2012年4月本研究では、畑や水田、森林、草原、河川など様々な環境がある広大な東北大学農学研究科附属複合生態フィールド教育研究センター(以下FSC)に、主な複数のスタディサイトを儲ける。これにより、ほぼ同一の気候条件の異なる環境で生息する原生生物の生態構造をとらえられ、本研究の主要な目的である土壌周辺を含む生態系での原生生物の流れを詳しく解析できる。また、原生生物の探索は、環境DNAのライブラリによる分子生物学的手法を基軸に行い、その類縁解析は、最新で再精密の分子系統解析を用いる。また、原生生物の生理活性は、mRNAによる環境RNA解析を用いる。ここでは、DNA複製酵素など分裂と関わる分子の遺伝子、あるいはHSPなどの恒常的発現遺伝子などの遺伝子量と、またそれらの系統解析により、生態系で活発な原生生物種を同定できる。
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2011年12月 - 2011年12月水産地域で排出される有機性廃棄物は水分を多く含むため、焼却に多大なエネルギーを要する。このような廃棄物の有効処理法としてメタン発酵がある。メタン発酵は嫌気性微生物の発酵によるメタンガス生産であるが、微生物活性を維持するために、反応槽を加温する必要がある。 これまでメタン発酵は、投入エネルギーと生産エネルギーの収支をプラスにするため、大規模システムが当然とされた。しかし、初期投資が数十億円と莫大であり、原料となる有機性廃棄物の調達コストが高い、原料不足が問題となっている。さらに、維持費も大きく、建設しても持続的維持が不可能になる課題があった。東北地方の沿岸域はリアス式海岸で、それぞれの港を含む水産地域は、小さな集落でまとまっているため、従来の大規模システムの導入は不適である。 本研究では、これまでメタン発酵で課題となっていた加温の投入エネルギーを水産加工業からの(煮蛸やしらすをゆでる時、乾燥,冷蔵冷凍時に無駄にされる)排熱を活用し、メタン発酵装置を温め、これまで不可能とされていたメタン発酵槽の小型化・省エネルギー化を可能にし、より安価で簡便にメタン発酵装置を小規模地域に導入し、地域内で水産地域由来の廃棄物系バイオマス処理をかねた分散型エネルギー生産を可能にすることを目的としている。 加えて、地域からの廃棄物を見える形で循環化し、町からの海への環境負荷を省コストに減らし、災害に強く、海を守りながら、低炭素型の持続可能な生活を可能にする町づくりを目的としている。 これにより、水産地域では、これまで廃棄物処理に係った処理コストを削減し、自立的エネルギー生産を可能になるだけでなく、いざというときの緊急電源および廃棄物処理システムを常備した町づくりにするものである。
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2010年9月 - 2010年9月生活や生産で排出された有機性廃棄物の新たな処理方法として、微生物を利用した省エネルギーの処理が確立しつつあり、また生成品であるコンポストや消化液には肥料としての価値が期待されている。これら生成品について多くの研究が行われ、肥料として一定の評価が与えられた。だが、これら生成資材は莫大な微生物を含有し、投入による土壌生態系の撹乱は不可避と想定される。しかし生態系に対する影響、特に土壌の原生生物へ注目した研究はない。 本研究は、コンポストや消化液を肥料成分とした視点でなく莫大な微生物の集合体と見なし、使用に伴う土壌生態系の変化を、特に原生生物を中心に観る。解析は、生息する原生生物を直接観察する手法、土壌のDNAやRNA抽出による網羅的解析、また構築モデル系によるメタボローム解析など、新旧の生物学的手法を用いて行い、微生物資材の与えるミクロな生態系への影響を評価する。