共同研究・競争的資金等の研究課題

2007年 - 2008年

重合端因子の単分子可視化を用いた急性アクチン重合シグナルの解明

日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(B)  基盤研究(B)

課題番号
19390075
体系的課題番号
JP19390075
配分額
(総額)
19,110,000円
(直接経費)
14,700,000円
(間接経費)
4,410,000円

多くの生命機能は細胞の形態変化と密接に連関し、動的なアクチン重合が多く関わっている。まず、アクチン脱重合因子AIP1 の単分子可視化により、細胞伸展部で毎秒280アクチン分子長の線維に1回線維が切断されることを見出した. これは主要なアクチン重合端形成機構と考えられたArp2/3複合体による重合核形成の15倍の高頻度である. また, フォルミン蛋白質mDia1がアクチン単量体増加にトリガーされ, プロセッシブに線維伸長させるアクチン線維修復機構を見出した. 線維崩壊から迅速にアクチン再重合させるフィードバック機構が明らかとなった。

リンク情報
URL
https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-19390075/19390075seika.pdf
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-19390075
ID情報
  • 課題番号 : 19390075
  • 体系的課題番号 : JP19390075