基本情報

所属
東北大学 環境科学研究科 先進社会環境学専攻 助教
学位
博士(工学)(2010年3月 立命館大学)

J-GLOBAL ID
201001054278835237
researchmap会員ID
6000024819

論文

  232

MISC

  2

講演・口頭発表等

  16

主要な共同研究・競争的資金等の研究課題

  11

その他

  3
  • 2014年4月 - 2014年4月
    砕石工場で排出された脱水ケーキは,依然として大量に埋立て処分されている.本研究では,脱水ケーキを大量に消費できる再利用技術を開発するため,脱水ケーキで球状の骨材を生成し,コンクリート用骨材の品質基準(JIS A 5005)を満たすことを目指す.しかし,生成した骨材に高強度と軽量性を両立させるためには,何らかの材料を混合させる必要がある.そこで,建物の解体で排出される「解体系廃石膏ボード」に注目した.解体系廃石膏ボードの一部は石膏ボード原料として再利用されているが,石膏とボード紙の分別・選別が難しいため,大部分が埋立て処分されている.一方で,廃石膏ボードの高温熱処理による無水石膏の生成およびボード紙の炭化を有効に活用すれば,高強度と軽量性が両立した高機能な球状骨材を生成できる可能性がある. 本研究では,脱水ケーキを用いた機能性の高い球状骨材を生成することを目的とする.具体的には,脱水ケーキに解体系廃石膏ボードを混合して生成した球状骨材の品質を調べ,コンクリート用骨材の品質基準を満たすために必要な配合率や溶融条件を明らかにする.
  • 2013年4月 - 2013年4月
    本研究は脱水ケーキを原料とした緑化基盤材を新たに開発することを目的としている.本研究成果によって土砂・岩盤が露出している自然斜面や採石場跡地が緑化されるため,豪雨に伴う災害の防止や景観の保全に貢献できると期待される.さらに,本研究の最大の特徴である繊維屑を使うことで,低コストで周辺環境に調和した緑化基盤材を生成できると考えている.
  • 2011年9月 - 2011年9月
    本研究課題は、地盤内の水分変動を計測するテンシオメータを改良し、テンシオメータのメンテナンスを軽減して斜面防災システムの精度向上を目指す研究である。