
柏倉 俊介
カシワクラ シュンスケ (SHUNSUKE KASHIWAKURA)
更新日: 01/04
基本情報
- 所属
- 立命館大学 理工学部機械工学科 講師
- 学位
-
博士(環境科学)(2010年3月 東北大学)
- J-GLOBAL ID
- 201001016963867932
- researchmap会員ID
- 6000024876
- 外部リンク
研究キーワード
1研究分野
6経歴
3-
2020年4月
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2010年5月 - 2020年3月
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2010年4月 - 2010年4月
学歴
4-
- 2010年3月
-
- 2010年3月
-
- 2005年3月
-
- 2005年3月
委員歴
2-
2016年4月 - 2021年3月
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2010年5月 - 2020年2月
受賞
3論文
48-
Sustainability 2024年3月 査読有り
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Cleaner Energy Systems 7 100103 2023年12月29日 査読有り
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Journal of Material Cycles and Waste Management 2023年6月 査読有り
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日本LCA学会誌 17(1) 22-28 2021年1月15日 査読有り
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International Journal of Hydrogen Energy 2020年12月31日 査読有り
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金属 90(12) 1022-1026 2020年12月15日 査読有り
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92(16) 11171-11176 2020年7月29日 査読有り
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Analytical Sciences 36(11) 1415-1421 2020年7月24日 査読有り
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Surfaces and Interfaces 20 100602 2020年7月24日 査読有り
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エネルギー・資源 41(4) 256-260 2020年7月15日 査読有り
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ISIJ International 60(12) 2845-2850 2020年7月15日 査読有り
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ISIJ International 60(6) 1245-1253 2020年2月5日 査読有り筆頭著者責任著者
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Microchemical Journal 153 104400 2019年11月6日 査読有り
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Journal of The Electrochemical Society 196(10) A1972-A1976 2019年6月12日 査読有り
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光学 48(1) 31-38 2019年1月10日 査読有り筆頭著者責任著者
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Journal of Power Sources 399(30) 186-191 2018年7月29日 査読有り
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ISIJ International 58(9) 1705-1710 2018年7月13日 査読有り筆頭著者責任著者
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鉄と鋼 104(7) 12-16 2018年 査読有り
MISC
2-
廃棄物学会研究発表会講演論文集 19 241-241 2008年
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廃棄物学会研究発表会講演論文集 18 630-632 2007年11月19日
講演・口頭発表等
56-
レーザー学会学術講演会第38回年次大会 2018年1月26日 招待有り
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日本学術振興会製鋼第19委員会「製鋼計測化学」研究会第69回会議 2017年10月24日
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SAAMT2016 2016年12月8日
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光とレーザーの科学技術フェア2016 2016年11月16日
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日本鉄鋼協会第172回秋季講演大会 2016年9月21日
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第76回分析化学討論会 2016年5月28日
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一般社団法人日本鉄鋼協会 第171回春季講演大会 2016年3月23日
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シンポジウム 「量子ビーム を用いた組織 解析 の新たな 取り組み 、 そして今後の研究展望」 2016年2月10日
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第170回日本鉄鋼協会秋季講演大会 2015年9月16日
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日本分析化学会第64年会 2015年9月9日
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ASLIBS2016 2015年6月24日
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第75回分析化学討論会 2015年5月23日
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第169回日本鉄鋼協会春季講演大会 2015年3月18日
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The utilization of open-air LIBS measurement for steel-accompanying substances as national stockpile第168回日本鉄鋼協会秋季講演大会 2014年9月24日
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平成 2 6 年度化学系学協会東北大会化学教育研究協議会東北大会 2014年9月20日
共同研究・競争的資金等の研究課題
5-
日本学術振興会 基盤研究(C) 基盤研究(C) 2018年4月 - 2020年3月
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若手研究(B) 2013年4月 - 2015年3月
-
鉄鋼研究振興助成 2013年4月 - 2015年3月
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若手研究(B) 2011年4月 - 2013年3月
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鉄鋼環境基金 2010年10月 - 2011年9月
その他
4-
2016年3月 - 2016年3月製鋼工程、例えば二次精錬での微量成分のリアルタイム分析を可能とする方法として、LIBS(レーザ誘起ブレークダウン法)の適用性を実証し、鉄鋼製造プロセスにおける省エネルギー・省資源化に貢献する。
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2013年10月 - 2013年10月近年において電炉は鉄鋼生産量の約3割を占めるまでになり、年間4千万トン程度排出される鉄鋼スクラップの循環利用の要となっている。電気炉にはシュレッダーやプレス、篩分けを経てサイジングされ、磁気分離によって分けられた鉄鋼が投入されているが、この鉄鋼スクラップ中には鉄鋼の性能を著しく低下させるトランプエレメントとして知られる銅を高い濃度(~1wt%程度)が混入していることがある。鉄鋼中の銅は一度製品に混入すると熱力学的に除去することが不可能であり、電気炉によって生産された鉄鋼中に蓄積する一方であることが報告されているため、銅を高い濃度含む鉄鋼スクラップについては事前選別によって除かれることが望ましい。そこで本申請課題においてはレーザー誘起プラズマ発光分光法(LIBS)を鉄鋼中の銅に適用し、非常に迅速に高濃度に銅を含む鉄鋼スクラップを判別し分別するシステムを試作することを目的としている。現在では現場における鉄鋼スクラップの事前選別にハンドヘルドタイプの蛍光X線分析装置を導入する事例が見られるが、レーザーを用いる本法は蛍光X線による手分析と比較して感度及び精度の面では一歩譲るが、大変迅速である(1試料10秒以内)、試料の形状及び性状を問わない、前処理が不要である、X線を用いないので取り扱いが容易である、などの利点を有する手法である。
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2013年4月 - 2013年4月現在流通している主に磁力選別によって分別された鋼スクラップに対してレーザー誘起プラズマ発光分光分析による分別を適用し、鋼スクラップ中に混入しクロムやニッケルなどの高価なレアメタルの散逸の源となるステンレス鋼やトランプエレメントである銅を高濃度で含む鋼スクラップを事前に分別除去可能なシステムを試作する。
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2010年11月 - 2010年11月現在製鉄所に電力を供給している石炭焚きの共同火力発電所から排出される石炭フライアッシュは多種多様な環境規制物質を含んでおり、セメントの原材料など付加価値の低い利用法しか開発されていないのが現状である。一方でフライアッシュは現在その全量を中国からの輸入に依存しているレアアースを比較的高濃度で含有している。申請者らがフライアッシュ中の環境規制物質の除去を目指して研究開発を行った酸洗浄プロセスにおいては、同時にフライアッシュが含有しているレアアースの抽出も同時に見込まれる。更に、酸洗浄プロセスにおいては使用済みの酸をアルカリ沈殿法による中和処理を行うが、この時点でレアアースは水酸化物として沈殿物(スラッジ)に濃化することが電位-pH 図により期待される。このスラッジ中のレアアース濃度は 1wt%に到達し得り、中国やカナダで産出されるレアアース鉱石中の品位に匹敵する。そこで、フライアッシュの洗浄処理と資源としてのレアアースのスラッジへの濃縮を同時に行うコプロダクションプロセスの開発を 行うことを目的としている。