共同研究・競争的資金等の研究課題

2010年 - 2012年

鎌倉中期の古典注釈に現れる言語意識についての総合的研究

日本学術振興会  科学研究費助成事業 若手研究(B)  若手研究(B)
  • 岡崎 真紀子

課題番号
22720080
体系的課題番号
JP22720080
担当区分
研究代表者
配分額
(総額)
2,990,000円
(直接経費)
2,300,000円
(間接経費)
690,000円

鎌倉中期の文永~永仁年間には、仙覚『万葉集註釈』、源氏物語の注釈書である『紫明抄』、古今集の注釈書である『三流抄』などが成立した。本研究では、これらを同時代の学芸とみなし、ジャンル横断的にとらえて、この時代の注釈書の特徴について考察した。とくに、悉曇学(梵語の文字と音韻の学問)の考え方が、古典文学の注釈書と深い関わりを持っていることに着目して、注釈書に見られる言語意識を明らかにした。

リンク情報
URL
https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-22720080/22720080seika.pdf
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-22720080
ID情報
  • 課題番号 : 22720080
  • 体系的課題番号 : JP22720080