論文

査読有り
2018年5月

「親になるための学び」について -「家庭教育支援条例」と「ライフプラン教育」をめぐって

昭和女子大学近代文化研究所『学苑』

931
開始ページ
1
終了ページ
24
記述言語
日本語
掲載種別

2010年代にいくつかの自治体で進めようとされている「ライフプラン教育」の内容とその問題点を考察した。「ライフプラン教育」は主に高校生を対象として、自分の将来の生き方を考える機会を提供することを目的として、自治体が副教材などを作成し、家庭科や総合的な学習の時間を活用して行うことが想定されている。ただその中で「結婚・出産」や「地元での就職」が強調される傾向にあり、特定の生き方を強制するものになるという批判もある。本論文では、具体的な内容を検討し、その意義と課題を確認した。

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