論文

査読有り
1997年12月

共役勾配法における探索効率向上法に関する一考察

日本経営工学会論文誌
  • 吉田隆弘
  • ,
  • 後藤正幸
  • ,
  • 俵信彦

48
5
開始ページ
257
終了ページ
263
記述言語
日本語
掲載種別
DOI
10.11221/jima.48.257
出版者・発行元
公益社団法人 日本経営工学会

ニューラルネットワークのバックプロパゲーション学習(以下BP学習)に共役勾配法を適用することにより, ある程度の高速化が達成できると報告されている.しかし, 共役勾配法は高速である反面, 初期値に依存するという不安定さを合わせ持つ.また, 従来の共役勾配法を適用したBP学習は再出発までの学習回数を一定に設定しているため, 二次近似の精度が良くない場合でも再出発までの学習回数に達するまで探索をそのまま続けているので, 学習の効率が悪くなるという問題もある.そこで, 本研究では, 二次近似の精度を各探索点で評価することにより再出発の必要性の有無の判定を行い, 適応的に近似範囲を調整する改良型共役勾配法を提案する.

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.11221/jima.48.257
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/110003945640
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN10561806
URL
http://id.ndl.go.jp/bib/4360359
ID情報
  • DOI : 10.11221/jima.48.257
  • ISSN : 1342-2618
  • CiNii Articles ID : 110003945640
  • CiNii Books ID : AN10561806

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