2009年1月
椎骨脳底動脈を除く非出血発症頭蓋内動脈解離の画像所見の経時的変化と治療成績の検討
脳神経外科ジャーナル
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- 巻
- 18
- 号
- 1
- 開始ページ
- 44
- 終了ページ
- 55
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- DOI
- 10.7887/jcns.18.44_1
- 出版者・発行元
- 日本脳神経外科コングレス
2002〜2007年に経験した椎骨脳底動脈以外の非出血発症頭蓋内動脈解離9例について検討した。責任血管は前大脳動脈3例、中大脳動脈3例、後大脳動脈2例、内頸動脈1例であった。初診時の画像所見は脳血管造影でstring signを認めたものが7例(78%)、pearl and string signを認めたもの2例(22%)、MRIでintramural hematomaを認めたものが6例(67%)であった。画像所見の経時的変化は6例(67%)で何らかの変化が認められ、「改善」と「進行」の両方の変化が同一症例で認められたものが3例(33%)あった。最終的には狭窄性病変が改善したもの4例(44%)、進行したもの3例(33%)、不変2例(22%)であった。治療は6例に急性期抗血栓療法、全例に慢性期抗血小板療法を施行した。予後は全例良好で、出血転化や脳梗塞の増大を認めたものはなかった。
- リンク情報
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- DOI
- https://doi.org/10.7887/jcns.18.44_1
- Jamas Url
- https://search.jamas.or.jp/index.php?module=Default&action=Link&doc_id=20090108320007&url=http%3A%2F%2Fci.nii.ac.jp%2Fnaid%2F110007029866&type=CiNii&icon=https%3A%2F%2Fjk04.jamas.or.jp%2Ficon%2F00003_1.gif
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- ID情報
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- DOI : 10.7887/jcns.18.44_1
- ISSN : 0917-950X
- 医中誌Web ID : 2009113187