共同研究・競争的資金等の研究課題

2010年 - 2011年

組成・価数制御されたBiFeO_3薄膜の作製とリーク電流機構解明

日本学術振興会  科学研究費助成事業 挑戦的萌芽研究  挑戦的萌芽研究

課題番号
22656075
体系的課題番号
JP22656075
配分額
(総額)
3,510,000円
(直接経費)
3,300,000円
(間接経費)
210,000円

デュアルイオンビームスパッタ法により,組成及び価数,ドメイン構造を制御したエピタキシャルBiFeO_3薄膜を作製し,そのリーク電流機構を調べた.μmサイズのリークスポットの存在や,リーク電流が組成によらずPoole-Frenkel伝導にしたがうことなどから,鉛系強誘電体に比べて大きなリーク電流の起源は,組成の不均一性と多量の電荷トラップであることが示唆され,これらの改善が絶縁性向上に必要であることを明らかにした.

リンク情報
Kaken Url
https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-22656075/22656075seika.pdf
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-22656075
ID情報
  • 課題番号 : 22656075
  • 体系的課題番号 : JP22656075