2018年3月
救急病院における当直医の実態
日本医師会雑誌
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- 巻
- 146
- 号
- 12
- 開始ページ
- 2531
- 終了ページ
- 2535
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- 日本医師会
大阪府、広島県、奈良県、福井県の161病院を対象とした。病院規模としては、救命救急センターを有する病院は500床以上の医療機関が中心であるが、一般救急告示病院およびその他の病院では300床以下の病院が中心であった。特に、その他の病院では、およそ7割が100床以下であった。各病院の常勤医数は病床数と同じ傾向で、救命救急センターを有する病院では75人以下の医療機関は認めなかったが、一般救急告示病院では25人以下の医療機関が圧倒的に多かった。平日の時間外救急患者数は、救命救急センターを有する病院では広く分布し、23.1±18.6人であった。一般救急告示病院では、半数近くが一晩に5人以下の受け入れであったが、平均9.4±10.3人の受け入れであった。その他の病院でも1/3程度は時間外救急患者を1.0±2.6人受け入れていた。救命救急センターを有する病院では救急を担当する当直医数が1人という医療機関は認めなかったが、一般救急告示病院では1人での救急当直が圧倒的に多かった。救命救急センター、一般救急告示病院、その他の病院のいずれも、当直後に当直医が日常勤務を行っていると回答している病院が多かった。
- ID情報
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- ISSN : 0021-4493
- 医中誌Web ID : 2018172043