論文

査読有り
2018年12月

閉塞性虫垂炎による腹腔内膿瘍膀胱穿通を来した虫垂癌の1例

(株)癌と化学療法社 癌と化学療法
  • 辻尾 元
  • ,
  • 永原 央
  • ,
  • 渋谷 雅常
  • ,
  • 福岡 達成
  • ,
  • 松谷 慎治
  • ,
  • 楠 誓子
  • ,
  • 山添 定明
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  • 木村 健二郎
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  • 豊川 貴弘
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  • 天野 良亮
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  • 田中 浩明
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  • 六車 一哉
  • ,
  • 八代 正和
  • ,
  • 平川 弘聖
  • ,
  • 大平 雅一

45
13
開始ページ
2458
終了ページ
2460
記述言語
英語
掲載種別
研究論文(学術雑誌)

症例は73歳、女性。下腹部痛、腹部膨満感を主訴に近医を受診、下腹部に腫瘍性病変を認め当院紹介となった。造影CT検査で、膀胱右前壁に壁肥厚および虫垂先端に連続する約6cm大の内部に壊死性変化を疑う腫瘤を認めた。虫垂腫瘍膀胱浸潤や膀胱腫瘍虫垂浸潤が疑われ手術の方針とした。約1ヵ月後の入院時に施行した造影CT検査にて虫垂先端の腫瘤は著明に縮小していたが膀胱の壁肥厚は残存しており、虫垂に造影効果を受ける腫瘤を認め、虫垂癌もしくは膀胱癌と考え手術を施行した。術中所見では虫垂先端が膀胱壁と一塊になっており、膀胱壁を含めた虫垂切除を行い、虫垂中部に約1cm大の腫瘍を認めた。迅速病理検査にて虫垂癌と診断されたため、回盲部切除+D2リンパ節郭清を追加した。病理組織学的検査で虫垂癌、pT2N0M0、pStage Iの診断、虫垂癌による閉塞性虫垂炎で虫垂が穿破し、腹腔内膿瘍を形成、膀胱に穿通したものと考えた。(著者抄録)

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ID情報
  • ISSN : 0385-0684

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