チャネルの電位センサーはどのように電位差を感知するのか？また、どのように電位センサーの動きとチャネルのゲート開閉を共役させているのか？これら詳細は未だ解明されていない。ここで、電位依存性チャネルのゲート開閉に関与する構造変化を明らかにするために、外力によるイオンチャネルの操作と同時にチャネルコンダクタンス測定を行っていく。そのために、遺伝子工学を用いてチャンネル上にマイクロンサイズプローブを結合、外力を加えていく。ごく稀に特異的な結合は確認できており、チャンネル開閉への影響も確認できている