2016年4月 - 2017年3月
F.n菌を用いた慢性歯周疾患を起因とする腸管炎症の粘膜免疫ネットワークの解明
日本学術振興会 科学研究費助成事業 若手研究(B)
- 課題番号
- 16K20442
- 体系的課題番号
- JP16K20442
- 担当区分
- 研究代表者
- 配分額
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- (総額)
- 2,470,000円
- (直接経費)
- 1,900,000円
- (間接経費)
- 570,000円
- 資金種別
- 競争的資金
本研究では慢性歯周疾患を起因とした腸炎誘発機序を解明するために、申請者らが確立した歯周病モデルマウスを応用し、Fusobacterium nucleatum (F.n)を用いて歯周病モデルマウスを作製したうえ、生体恒常性を制御する免疫細胞の臓器間(口腔-腸管)ネットワークの解明を行った。
結果、有意差を持って歯槽骨吸収量の増加し、形態観察においてリンパ球浸潤を伴った歯槽骨破壊像、また小腸、大腸の粘膜固有層に炎症症状がみられた。加えて、フローサイトメトリー法による免疫細胞の解析を行ない、F.n感染マウスの歯周組織、腸管組織ではマクロファージ、樹状細胞の発現頻度が上昇しているのを確認した。
結果、有意差を持って歯槽骨吸収量の増加し、形態観察においてリンパ球浸潤を伴った歯槽骨破壊像、また小腸、大腸の粘膜固有層に炎症症状がみられた。加えて、フローサイトメトリー法による免疫細胞の解析を行ない、F.n感染マウスの歯周組織、腸管組織ではマクロファージ、樹状細胞の発現頻度が上昇しているのを確認した。
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- ID情報
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- 課題番号 : 16K20442
- 体系的課題番号 : JP16K20442
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論文
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International Journal of Oral-Medical Sciences 18(3-4) 303-309 2020年3月24日 査読有り
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International Journal of Oral-Medical Sciences 18(3-4) 296-302 2020年3月24日 査読有り