共同研究・競争的資金等の研究課題

2014年4月 - 2017年3月

多胎児に対する低出生体重児の概念の妥当性に関する実証研究

日本学術振興会  科学研究費助成事業 挑戦的萌芽研究  挑戦的萌芽研究

課題番号
26670335
体系的課題番号
JP26670335
配分額
(総額)
3,380,000円
(直接経費)
2,600,000円
(間接経費)
780,000円

低出生体重児の概念を既存データや文献情報を用いて再検証した。出産(ないし出生)体重(1,000g以上)2,500g未満の場合、多胎児は単胎児よりも予後が良好であり、この傾向は1,500g以上2,000g未満で顕著であった。この結果は、単胎児と多胎児では胎内低栄養の中長期的影響が異なる可能性を示唆する。多胎児に関しては、出生体重2,500g未満という基準だけで画一的に行われる低出生体重児としての保健指導の改善が必要である。

リンク情報
URL
https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-26670335/26670335seika.pdf
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-26670335
ID情報
  • 課題番号 : 26670335
  • 体系的課題番号 : JP26670335