基本情報

所属
龍谷大学 社会学部 社会学科 教授
学位
社会学修士(関西学院大学大学院社会学研究科)

J-GLOBAL ID
201101031529891023
researchmap会員ID
6000026948

外部リンク

1958年、神戸市生まれ。龍谷大学社会学部教授。1985年関西学院大学大学院社会学研究科博士課程前期課程社会学専攻修了(社会学修士)。1988年関西学院大学大学院社会学研究科博士課程後期課程単位取得満期退学。滋賀県立琵琶湖博物館主任学芸員、岩手県立大学総合政策学部助教授を経て、現在に至る。2011~2012・2013~2014、大学院社会学研究科長。2015〜2016研究部長。2019〜2022 学校法人龍谷大学評議員。2022~2024世界仏教文化研究センターセンター長。

専門は、環境社会学、地域社会学、農村社会学。流域ガバナンス、環境ガバナンス、地域再生(まちづくり・地域づくり・村づくり) 、琵琶湖や湖沼の環境問題、大学・地域連携。環境社会学会運営委員、環境社会学会誌『環境社会学研究』編集委員長などをつとめる。社会的活動、滋賀県よし群落保全審議会会長、公益財団法人 平和堂財団, 環境保全活動助成事業夏原グラント選考委員、特定非営利活動法人「琵琶故知新」理事長 など。

論文・著書に、『シリーズ環境社会学講座 第6巻 複雑な問題をどう解決すればよいのか-環境社会学の実践』(分担執筆、新泉社)、『流域ガバナンス 地域の「しあわせ」と流域の「健全性」』(編著者、京都大学学出出版会)、「「環境ガバナンスの社会学」の可能性──環境制御システム論と生活環境主義の狭間から考える」『環境社会学研究』No.15、『流域環境学 流域ガバナンスの理論と実践』(共著、京都大学学術出版会)、『文化遺産の社会学』新曜社(共著)、『講座 環境社会学第2巻 加害のメカニズムと被害の構造』有斐閣(共著)等などがある。


経歴

  31

委員歴

  52

論文

  30

MISC

  42

書籍等出版物

  16
  • 脇田健一 (担当:分担執筆, 範囲:多層的なガバナンスから流域環境問題の解決を考える――琵琶湖流域における協働の試みから)
    新泉社 2024年3月 (ISBN: 9784787724069)
  • 脇田健一 (担当:分担執筆, 範囲:16-3地域と流域 第Ⅲ部環境のリアリティに向き合う/第16章 環境社会学と地域づくり)
    丸善出版 2023年3月
  • (担当:編者(編著者), 範囲:序-1 流域への注目と2つの研究戦略/第1章 流域ガバナンス研究の考え方/1-1 文理融合型研究プロジェクトの「残された課題」脇田健一・谷内茂雄/1-3 流域における地域の「しあわせ」と生物多様性 脇田健一/1-4 「4つの歯車」仮説 垂直志向の研究戦略の展開 脇田健一・谷内茂雄/1-5 2つの流域を比較することの意味 脇田健一・谷内茂雄/第2章 野洲川流域にける超学際的研究の展開 第2章の総説 谷内茂雄・脇田健一/第3章 流域の対話を促進するために 第3章の総説 谷内茂雄・脇田健一/第4章 シラン・サンタローサ流域における超学際的研究の展開 第4章の総説 谷内茂雄・脇田健一/第5章 流域ガバナンス研究の超学際的発展にむけて/5-1 垂直志向の研究戦略から明らかになったこと(脇田健一・谷内茂雄・奥田昇)/5-2 多様な流域のモザイクとしての地球(谷内茂雄・脇田健一・奥田昇))
    京都大学学術出版会 2020年12月
  • 脇田 健一 (担当:共著, 範囲:野洲川流域における流域ガバナンスと地域間連携)
    日本評論社 2017年
  • 環境総合年表編集委員会
    すいれん舎 2010年11月 (ISBN: 9784863691216)
  • (担当:共著, 範囲:琵琶湖の水質問題と石けん運動)
    ミネルヴァ書房 2009年 (ISBN: 4623053245)
  • (担当:共編者(共編著者), 範囲:第2部第1章「『階層化された流域管理』とは何か」/第2部第2章「農業濁水問題の複雑性:琵琶湖を事例として」の「1 農業濁水問題と流域管理」と「3 メソスケール:沿岸帯における漁業被害」/第2部第3章「流域ガバナンス研究の枠組みと方法」と「2 面源負荷とは:農業濁水問題の位置」/第3部第1章「流域診断の考え方」の「3地域に即した流域診断法の組み合わせとカスタマイズ」/「ブリーフノート2 環境問題解決のための4つの手法」/「ブリーフノート3 合意形成をどう考えるか」/用語集「文理連携」・「利害関係者」・「コミュニケーション」・「エンパワメント」・「コモンズ」・「イッシュー志向、コンテキスト志向」/他)
    京都大学学術出版会 2009年 (ISBN: 9784876987702)
  • (担当:共著, 範囲:自然環境と歴史環境の保全活動)
    農山漁村文化協会 2007年 (ISBN: 4540061518)
  • 谷内茂雄, 天野耕二, 今田美穂, 田中拓弥, 中島久雄, 仁連孝昭, 原雄一, 原田茂樹, 游珮芸, 遊磨正秀, 脇田健一 (担当:共編者(共編著者), 範囲:第1編,第2編,第3編の解説。 第1編の1章,2章,3章の解説。 第2編の1章,2章,3章,4章,5章の解説。 第1編1章1.3「地域の多様性・制約への取組み方-汎用性と総合性を高めるための工夫-」(共著)。 第2編2章2.1「要因と指標の使い方」(共著)。2.1.2「人文社会的要因の特徴」。 第5章5.1「モデルと要因連関図式」。第3編2章2.4「住民による環境実践と合意形成の仕組み」。 3章3.1「マニュアルの限界と発展課題」。用語解説:「環境正義」,「合意形成」,「コモンズ」,「社会システム」,「住民参加」,「説明責任」,「文脈依存性」,「文理連携」,「マイナーサブシステンス」,「要因連関図式」等。)
    2002年3月
  • (担当:共著, 範囲:「地域の集合的記憶-日本」、「記憶の政治」、「デモリッションマン-近未来の博物館」)
    新曜社 2002年 (ISBN: 4788507919)
  • (担当:共著, 範囲:地域環境問題をめぐる“状況の定義のズレ”と“社会的コンテクスト”-滋賀県における石けん運動をもとに)
    有斐閣 2001年 (ISBN: 4641071934)
  • (担当:共著, 範囲:行政と環境ボランティアは連携できるのか-滋賀県石けん運動から)
    新曜社 2000年
  • (担当:共著, 範囲:里の景観-『裏の景観論』からみた遠野)
    昭和堂 1999年 (ISBN: 4812299144)
  • (担当:共著, 範囲:変身する主婦)
    世界思想社 1997年12月
  • (担当:共著, 範囲:湖岸漁師の判断力と戦略)
    雄山閣出版 1994年2月 (ISBN: 463901211x)
  • 脇田健一 (担当:共著, 範囲:琵琶湖問題のあしもとで)
    有斐閣 1993年

共同研究・競争的資金等の研究課題

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