2011年5月
「慢性呼吸器疾患患者の自己効力感と呼吸困難,生活習慣およびコンプライアンスとの関連」
『医学と生物学』
- 巻
- 第155巻
- 号
- 第5号
- 開始ページ
- 278
- 終了ページ
- 284
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 研究論文(学術雑誌)
- 出版者・発行元
- 緒方医学化学研究所医学生物学速報会
大学病院外来通院中の慢性呼吸器疾患(CRD)患者78名の自己効力感と呼吸困難、生活習慣、コンプライアンスとの関連を検討した。自己効力感得点は呼吸困難度が軽度な患者ほど有意に高かった。調整自己効力感得点は、食習慣に「気をつけている」患者が「気をつけていない」患者よりも有意に高く、「医師の指示通り正確に薬を使用している」患者が「していない」患者よりも有意に高かった。CRD患者の呼吸困難と自己効力感の関連が示唆されると共に、自己効力感の高い患者は、食習慣に注意を払い、良好なコンプライアンスであることが示された。
総ページ:8
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- リンク情報
- ID情報
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- ISSN : 0019-1604
- CiNii Articles ID : 40018834779
- CiNii Books ID : AN0023347X