2011年5月
「気管支喘息患者の自己効力感と重症度およびコンプライアンスとの関連」
『医学と生物学』
- 巻
- 第155巻
- 号
- 第5号
- 開始ページ
- 261
- 終了ページ
- 267
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 研究論文(学術雑誌)
- 出版者・発行元
- 緒方医学化学研究所医学生物学速報会
大学病院外来通院中の喘息患者111名の自己効力感と重症度およびコンプライアンスとの関連を検討した。症状の程度「軽度群」が「中等度~強度群」よりも自己効力感が有意に高く、喘息発作薬の使用頻度「2回/月未満」が「2回/月以上」よりも自己効力感が有意に高かった。「医師の指示通り正確に薬を使用している」が「していない」よりも自己効力感が有意に高かった。コンプライアンスが良く症状がコントロールされている喘息患者の方が自己効力感の高いことが明らかとなった。
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- リンク情報
- ID情報
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- ISSN : 0019-1604
- CiNii Articles ID : 40018834776
- CiNii Books ID : AN0023347X