2010年4月 - 2012年3月
光線力学的細胞膜微小酸化による細胞内物質導入技術の開発
日本学術振興会 研究活動スタート支援 研究活動スタート支援
- 課題番号
- 22800059
- 体系的課題番号
- JP22800059
- 担当区分
- 研究代表者
- 配分額
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- (総額)
- 2,782,000円
- (直接経費)
- 2,782,000円
- (間接経費)
- 0円
- 資金種別
- その他
癌の根治的療法として確立されている光線力学的療法(Photodynamic therapy : PDT)は、細胞膜あるいは細胞内小器官を酸化傷害させることで抗腫瘍効果を得ている。本研究では、細胞死を誘導することのないPDTの実施条件を検索、細胞膜の微小酸化を誘起することで、(1)細胞内への巨大分子の導入が可能かどうか、(2)抗癌剤の増強効果が得られるかどうかを検討した。その結果、本研究にて適用したPDTは、HeLa細胞の生存力を維持したまま、分子量10kDa程度の巨大分子の導入が可能であること、およびBleomycinの細胞傷害効果を増強させ得ることを実証した。
- ID情報
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- 課題番号 : 22800059
- 体系的課題番号 : JP22800059