2017年2月
山口県における救急外来のトリアージナースの役割実践の度合いと影響を与える因子
日本臨床救急医学会雑誌
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- 巻
- 20
- 号
- 1
- 開始ページ
- 55
- 終了ページ
- 63
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- DOI
- 10.11240/jsem.20.55
- 出版者・発行元
- (一社)日本臨床救急医学会
本研究の目的は、わが国の地方のひとつである山口県で、救急外来に勤務するトリアージナースの役割実践の度合いと影響する因子について明らかにすることである。影響因子として、トリアージナースとしての「経験」「教育歴」「特性の認識」「能力発揮の度合い」「役割実践の自信と不安の程度」について調査した。山口県内の救急告示病院全60施設から、1施設あたりトリアージナース5名を調査対象者とし(計300名)、郵送法による質問紙調査を実施した。有効回答者数は89名であった。トリアージナースがもっとも行っていた役割は「患者・付添人とのコミュニケーション」と「適切な場所への患者の誘導」であった。「トリアージ記録の記載」については、実践の程度がもっとも低く、自信も低かった。役割の実践には、専門的「教育」があることと、トリアージに必要な「能力発揮の度合い」の高さとトリアージ役割に「自信」をもっていることが影響していることがわかった。(著者抄録)
- リンク情報
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- DOI
- https://doi.org/10.11240/jsem.20.55
- Jamas Url
- https://search.jamas.or.jp/index.php?module=Default&action=Link&pub_year=2017&ichushi_jid=J03405&link_issn=&doc_id=20170309370009&doc_link_id=130005402050&url=http%3A%2F%2Fci.nii.ac.jp%2Fnaid%2F130005402050&type=CiNii&icon=https%3A%2F%2Fjk04.jamas.or.jp%2Ficon%2F00003_1.gif
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- https://search.jamas.or.jp/index.php?module=Default&action=Link&pub_year=2017&ichushi_jid=J03405&link_issn=&doc_id=20170309370009&doc_link_id=10.11240%2Fjsem.20.55&url=https%3A%2F%2Fdoi.org%2F10.11240%2Fjsem.20.55&type=J-STAGE&icon=https%3A%2F%2Fjk04.jamas.or.jp%2Ficon%2F00007_3.gif
- ID情報
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- DOI : 10.11240/jsem.20.55
- ISSN : 1345-0581
- eISSN : 2187-9001
- 医中誌Web ID : 2017232012