共同研究・競争的資金等の研究課題

2018年4月 - 2021年3月

音声認識とビデオ撮影による自己省察を基礎としたICT支援複言語学習モデルの研究

日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(B)
  • 岩居 弘樹
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  • 李 銀淑
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  • 平山 朋子
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  • 大山 牧子
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  • 田川 千尋
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  • 清原 文代

課題番号
18H00691
担当区分
研究分担者
配分額
(総額)
17,680,000円
(直接経費)
13,600,000円
(間接経費)
4,080,000円

初年度は,「医療看護・教員養成など高度専門職養成機関を対象とした複言語学習モデル構築」のための第一段階として、医療系大学の1年生91名を対象に、ドイツ語、インドネシア語、韓国語の3言語を1セメスター15回で学習するプログラムを実施した。この実践を通して、ビデオ、音声認識、語彙学習などのアプリを活用しながら、口頭で簡単な挨拶、自己紹介などを行えるレベルに到達することが実証できた。実践中に行ったアンケートや学習日誌から、この手法が基本的に想定どおりに動いていることが確認できた。また、学習内容を毎回ビデオに記録すること、学習成果をビデオ撮影し振り返りをすることなどが、モティベーション維持、達成感、表現の定着に効果的であることも明らかになった。
「初等中等教育での多言語多文化理解に貢献できる外国語学習モデルの実践」として岡山県の小学校6年生14人に向けての複言語プログラムを実施した.この取り組みでは,Web会議システムを活用してオンラインで授業を実施し,合計7言語の学習にチャレンジした.ビデオ撮影による記録を目標に失敗を繰り返しながら練習できる学習環境、お互いに失敗を認め、指摘できる雰囲気が重要であることが認識された.またこの実践を通して,教師のためのワークショップを実施する足がかりを作ることができた.
「音声の可視化」による発音学習支援モデルについては,通常のドイツ語クラスを中心に実践を行なった.韓国語については,文字学習を行わないという方向で授業を実施している.音声の表記方法は,カタカナとアルファベットを組み合わせ,特に子音の発音を意識させるという方向で授業を行なった.
非同期型ビデオ交流はドイツBochum大学の日本語クラスと大阪大学のドイツ語初級クラスの間で実験を行なった.