現状の流通変化のプロセスとメカニズムを整理。その変化が二つの構造変化の同時並行的な進行に起因することを指摘した。一つは、スーパー登場から続く変化で、卸売機能の分野・再編集がその本質であり、また、もう一つは今始まった情報通信革命を契機とするもので、その全体像は不明だが、小売機能の分解・再編集の可能性があることを指摘した。
本人執筆：第６章
共著者：原田幸裕、藤澤研二、寺中純子、小村智宏
（長銀総合研究所理事および流通チームメンバー）