講演・口頭発表等

2012年

SNSの問題解決的利用方法の検討

日本リメディアル教育学会第8回全国大会

記述言語
日本語
会議種別
口頭発表(一般)
主催者
日本リメディアル教育学会

学習支援にSNSを用いる方法については様々な大学で検討されてきたが、教員が積極的にかかわりを持つことが重要であることが指摘されている。「共通のテーマ課題について、教員が積極的に関わりを持たずとも、理解の進んだ学生に教えを乞うなどのゼミ生間の、自発的学習に効果を発揮する」、また、「特に学習意欲の乏しい学生に対し、教員ではなく、学生同士のコミュニケーションの力で問題に取り組むように促す行動が見られる」といった仮説検証に実証的に取り組んだ。プロジェクトの情報共有の場をSNSに移行後、最初はアクセスすることや書き込みに積極的でなかったものの、日記機能を利用してメンバーの何人かが書き込みを始めたところ、アクセス数が増し、コミュニティでの意見交換も活発になった。