共同研究・競争的資金等の研究課題

2012年 - 2014年

高間隙水圧下での蛇紋岩のすべり特性とスロー地震の関連性

文部科学省  科学研究費助成事業(基盤研究(B))
  • 片山 郁夫

課題番号
24340105
担当区分
研究代表者
配分額
(総額)
18,070,000円
(直接経費)
13,900,000円
(間接経費)
4,170,000円
資金種別
競争的資金

沈み込み帯で発生するスロー地震は通常の地震とは異なり,比較的小さな応力降下量と長い継続時間で特徴づけられる。間隙流体が存在すると有効応力が減少するため,前者の応力降下量はプレート境界での流体の存在に起因すると考えられるが,後者の継続時間の違いは流体の存在だけで説明することは難しい。本年度は,スロー地震特有の継続時間がプレート境界での物質の違いに原因があるとの仮説をたて,摩擦の強度回復と臨界すべり量に注目して室内実験を行なった。沈み込むプレートから脱水反応によって放出される水は,上盤側のマントルと反応して局所的に蛇紋岩などの含水層を形成していると予想される。そこで実験では,蛇紋石と無水鉱物である石英/かんらん石の摩擦特性の違いに注目したヒーリング実験を二軸摩擦試験機を用いて行なった。その結果,蛇紋岩は石英/かんらん石に比べると強度回復が弱く,またピーク摩擦から定常摩擦に至る遷移すべり距離が系

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URL
https://kaken.nii.ac.jp/d/p/24340105.ja.html