論文

2017年3月

万葉集の英訳について

万葉古代学研究年報

15
開始ページ
93
終了ページ
108
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
奈良県立万葉文化館

万葉集英訳の書類と英訳の現在。主な翻訳(1891〜2015)
比較的新しい英訳三種類と枕詞の英訳に焦点を当ててみてきたが、クランストン、ボビン、ダシー訳どれも古代文学、和歌、言語学という学問的専門的な知識を持つ三人の訳であり、そのどれも驚くほど違う翻訳を提供している。
1. クランストン(Cranston)訳、2.ボビン(Vovin)訳、3.ダシー(Duthie)訳
4.枕詞英訳の変遷(「たたみけめ」、「あをによし」、「ぬばたま」など)
5.英訳枕詞の組み込み方
おわりに
専門家と一般の読者のそのどちらをもある程度満足させるような英語による完訳万葉(出来得れば英語を母語とするかそれと同等の英語力による)が待ち望まれているといえるのである。
参考文献

リンク情報
URL
http://ci.nii.ac.jp/ncid/AA12610773

エクスポート
BibTeX RIS