冨重 圭一

J-GLOBALへ         更新日: 18/02/16 19:54
 
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研究者氏名
冨重 圭一
 
トミシゲ ケイイチ
URL
http://db.tohoku.ac.jp/whois/detail/7f6d6ba2bbe7d5adca21386ae517b703.html
所属
東北大学
部署
大学院工学研究科・工学部 応用化学専攻 環境資源化学講座 エネルギー資源化学分野
職名
教授
学位
博士(理学)(東京大学)

研究分野

 
 

受賞

 
2004年5月
石油学会 石油学会論文賞 ロジウム/セリア/シリカ系触媒を用いたセルロースの接触ガス化:コークの燃焼及びタールの改質
受賞者: 冨重 圭一、宮澤朋久、アサドゥラ・モハマド、伊藤伸一、国森公夫
 
2004年3月
触媒学会 触媒学会奨励賞 バイオマスの高効率ガス化用触媒の開発
 
2000年5月
石油学会 石油学会奨励賞 メタンの炭酸ガスリフォーミング反応による合成ガス製造用触媒の開発と炭素析出抑制機能に関する研究
 
2000年2月
日本エネルギー学会 日本エネルギー学会進歩賞 天然ガスの化学的転換を目指した固体触媒の開発に関する研究
 

論文

 
Tamura, Masazumi Tokonami, Kensuke Nakagawa, Yoshinao Tomishige, Keiichi
ACS SUSTAINABLE CHEMISTRY & ENGINEERING   5(5 SI) 3685-3697   2017年5月   [査読有り]
Tamura, Masazumi Yuasa, Naoto Nakagawa, Yoshinao Tomishige, Keiichi
CHEMICAL COMMUNICATIONS   53(23) 3377-3380   2017年3月   [査読有り]
Nakagawa, Yoshinao Oya, Shin-ichi Kanno, Daisuke Nakaji, Yosuke Tamura, Masazumi Tomishige, Keiichi
CHEMSUSCHEM   10(1 SI) 189-198   2017年1月   [査読有り]
Nakagawa, Yoshinao Tamura, Masazumi Tomishige, Keiichi
JOURNAL OF THE JAPAN PETROLEUM INSTITUTE   60(1) 1-9   2017年1月   [査読有り]
Asano, Takehiro Tamura, Masazumi Nakagawa, Yoshinao Tomishige, Keiichi
ACS SUSTAINABLE CHEMISTRY & ENGINEERING   4(12) 6253-6257   2016年12月   [査読有り]

競争的資金等の研究課題

 
資源変換のための高機能触媒の開発
その他の研究制度
研究期間: 2010年4月 - 現在

その他

 
2010年4月   石油を代替するバイオマス化学品製造のための触媒開発
バイオマスに由来する化学品製造のための固体触媒の開発を行い、触媒反応プロセスの構築を目的とする。いずれの基質の反応においても、研究としての実験操作は、①触媒調製、②触媒反応試験(回分式及び流通式)、③触媒構造解析、④活性構造上での反応機構の解明、となる。対象とする触媒反応は以下のとおりとなる。

a) フラン類の水素化反応:予備的な検討から、Pd-Ni合金触媒が有効であるという知見を得ており、現時点で、フルフラール及びHMFの完全水素化収率が99%及び97%を達成している(Catal. Commun., 2010)。これらについては、触媒構造解析及び反応機構解明が必要であり、さらにそれらを踏まえた触媒改良も検討する。また、フルフラールについては、沸点も低いことから、流通系での反応も検討する。

b)環状エーテルとポリオールの水素化分解反応:テトラヒドロフルフリルアルコールの水素化分解による1,5-ペンタンジオールの製造に有効な触媒Rh-ReOx/SiO2及びRh-ReOx/Cをベースとして、上記のHMFの水素化により生成する2,5-ビス(ヒドロキシメチル)テトラヒドロフランの水素化分解を行う。特に、1,2,6-ヘキサントリオールの内側のOHを水素化分解することで1,6-ヘキサンジオールを与えるプロセスについても検討する。環状エーテルについては、ソルビトールから高収率で誘導されるイソソルビドを水素化分解し、さらに内側の2つのOHを水素化分解して1,6-ヘキサンジオール合成を試みる。グリセリンの水素化分解反応による1,3-プロパンジオール製造については、予備的な検討から、Ir-ReOx/SiO2触媒が特殊な有機溶媒を用いず、水溶液系や無溶媒で世界最高収率を示すことを明らかにしており、触媒構造解析と反応機構解明を行い、さらなる高性能化を目指す。以上の水素化分解反応で得られた知見を生かし、直接キシリトールやソルビトールから1,5-ペンタンジオール、1,6-ヘキサンジオールを与える触媒の可能性を探る。

c) C-C結合クラッキング反応:セルロースやソルビトールを原料として、C-O結合を維持して、C-C結合をできれば、エチレングリコールをできることになる。予備的な検討においては、グリセリンを反応基質として、比較的選択的にエチレングリコールを与える触媒としてNi-Pt系バイメタル触媒が有効であることを見出している(Chem. Lett., 2010)。これらの触媒を展開し、他のより高分子量の基質に用いる触媒の設計に活用する。
2008年10月   触媒技術を活用する木質系バイオマス間接液化
バイオマスを有用な液体燃料へ効率的に変換する触媒プロセスの構築を目指す。
2008年6月   グリセリンの化学品・燃料への変換プロセス用触媒の開発
グリセリンを有用な化学品などに変換する触媒の開発を目指す。