2013年4月 - 2016年3月
FISH/CISHを用いたRET遺伝子関連異常検索
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 基盤研究(B)
様々なEGFRチロシンキナーゼ阻害剤やALKチロシンキナーゼ阻害剤が認可され肺腺癌の診断治療体系が一変した。肺腺癌に対する新たな分子標的としてRET遺伝子の転座を共同研究の中で見出し、我々はその後当教室での転座例を確認してFISHプローブの開発を行ってきた。2013年には新たな分子標的としてNTRK転座を見出し、細胞実験での検証を行った。2014年には新たな分子標的としてFGFR3転座を見出した。最近注目されているBRAF遺伝子V600E変異についてPCRや免疫染色等での同定法を検討し、2015年にFISHでの遺伝子増幅の確認を行った。
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- 課題番号 : 25293303
- 体系的課題番号 : JP25293303