2019年9月
複数システム間での動的周波数共用時における干渉許容技術の検討
2019年ソサイエティ大会
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- 記述言語
- 日本語
- 会議種別
- 口頭発表(一般)
- 主催者
- 電子情報通信学会
- 開催地
- 大阪大学 豊中キャンパス(豊中市)
大容量コンテンツの普及に伴い,移動通信トラフィックは増加の一途を辿っており,高速・大容量通信を可能とする第5世代移動通信システム(5G)の実用化に期待が高まっている.5Gの本格的な普及に向けて,周波数資源の確保が重要であるが,WRC-19で議論対象となっている周波数帯の多くは国内では既に移動通信業務以外に割り当てられており,これらの周波数帯を利用するためには周波数共用の実現が必要である.我々は周波数資源を空間・時間・周波数の面で有効活用するため,動的に稠密な周波数共用を行う技術に関する研究を行っており,本稿では空き周波数リソースの利用時に5G側で干渉を許容する技術のコンセプトに関して報告する.