2015年11月
竹チップの温度安定化実験から学ぶ技術者としての考え方
KIT Progress
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- 巻
- 23
- 号
- 開始ページ
- 171
- 終了ページ
- 178
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 研究論文(大学,研究機関等紀要)
- 出版者・発行元
- 金沢工業大学
伐採した竹をチップ化して堆積しておくと、数日後に内部温度が60°C以上に上昇する。我々は、農業用ビニルハウス用の暖房のために、この熱を利用するプロジェクトを進めている。学生は、実験を進めていく過程で、企業担当者を交えたミーティングを行った。このプロジェクトを通して、研究から商品開発までの流れを経験することで、より実践的な考え方を身に付けることができ、幅広い知識と見識を兼ね備えた技術者を創出できると考えられた。竹チップの温度安定化実験から学ぶ技術者としての考え方は学生にとって有意義である。