2010年12月12日
スピリチュアルケアにおける援助者の宗教性に関する質的研究
日本臨床死生学会第16回大会
- 記述言語
- 会議種別
- 口頭発表(一般)
- 開催地
- 東京 (早稲田大学)
本研究では、病院チャプレンによるスピリチュアルケアに着目し、その分析を通じて、スピリチュアルケアと援助者の宗教性の関係を明らかにした。全国のキリスト教系病院(10ヶ所)に勤務するチャプレン10名(全員、神学教育を受けた牧師職)を対象に、一人2時間程度のインタビュー調査を実施した。インタビューは半構造化面接であり、スピリチュアルケアのケア理念やケアの具体的場面について、語ってもらった。インタビューは、逐語化を経て、ストラウスのグラウンデッド・セオリー・アプローチにより分析された。