渋谷 綾子

J-GLOBALへ         更新日: 18/07/09 17:14
 
アバター
研究者氏名
渋谷 綾子
 
シブタニ アヤコ
URL
https://www.rekihaku.ac.jp/research/researcher/shibutani_ayako/
所属
国立歴史民俗博物館
部署
研究部
職名
特任助教
学位
博士(文学)(総合研究大学院大学(総研大)), M.Sc. in Archaeological Science(University of Bradford), 文学修士(関西大学), 学士(関西大学)
科研費研究者番号
80593657
ORCID ID
0000-0003-2690-0210

プロフィール

石器や土器などの表面,遺跡の土壌,人骨の歯に付着した歯石に残る植物のデンプンの粒子(デンプン粒)を取り出して,人間がどのような植物をどのようにして食料にかえたのか,その歴史と文化,健康状態を復元する研究をしている。さらに,「総合資料学」プロジェクト(http://www.metaresource.jp/)では,古文書料紙の原材料を分析しており、古文書の紙の研究や文書資料の保存・修理への新たな情報の提供を目指している。

学歴

 
2005年4月
 - 
2010年3月
総合研究大学院大学 文化科学研究科 比較文化学専攻
 
2003年9月
 - 
2005年7月
University of Bradford Department of Archaeological Sciences MSc in Scientific Methods in Archaeology
 
2001年4月
 - 
2005年2月
関西大学大学院 博士課程後期課程文学研究科 史学専攻
 
1999年4月
 - 
2001年3月
関西大学大学院 博士課程前期課程・修士課程文学研究科 史学専攻
 
1995年4月
 - 
1999年3月
関西大学 文学部 史学・地理学科
 

経歴

 
2015年7月
 - 
現在
大学共同利用機関法人人間文化研究機構国立歴史民俗博物館 研究部 特任助教
 
2015年4月
 - 
2015年6月
大学共同利用機関法人人間文化研究機構国立歴史民俗博物館 研究部 プロジェクト研究員
 
2012年8月
 - 
2014年3月
国立歴史民俗博物館
 
2010年6月
 - 
2012年7月
広島大学 総合博物館 学芸職員
 
2009年4月
 - 
2010年3月
大学共同利用機関法人人間文化研究機構国立民族学博物館 リサーチ・アシスタント
 
2007年4月
 - 
2009年3月
関西大学 第一高等学校 非常勤講師
 
2005年9月
 - 
2007年8月
大学共同利用機関法人人間文化研究機構国立民族学博物館 リサーチ・アシスタント
 
2005年6月
 - 
2007年3月
関西大学 博物館 定時職員
 
2001年4月
 - 
2003年6月
関西大学 博物館 定時職員
 

研究分野

 
 

論文

 
添田雄二・青野友哉・三谷智広・永谷幸人・菅野修広・松田宏介・中村賢太郎・ 杉山真二・渋谷綾子・宮地鼓・甲能直樹・渡邊剛
北海道博物館研究紀要   3 119-132   2018年3月   [査読有り]
カムイタプコプ下遺跡の残存デンプン粒分析
渋谷 綾子
斬新考古   6 6-7   2018年3月   [査読有り][招待有り]
渋谷 綾子
Japanese Journal of Japanese Archaeology   5(1) 3-25   2017年10月   [査読有り]
渋谷綾子
第34回日本文化財科学会大会研究発表要旨集   136‐137   2017年6月
小氷期最寒冷期と巨大噴火・津波がアイヌ民族に与えた影響Ⅱ
添田雄二・青野友哉・永谷幸人・渋谷綾子・中村賢太郎・菅野修広・松田宏介・三谷智広・宮地鼓・渡邊剛・甲能直樹
北海道博物館研究紀要   (2)    2017年3月   [査読有り]

書籍等出版物

 
歴史研究と<総合資料学>
渋谷綾子・小島道裕 (担当:分担執筆, 範囲:顕微鏡を用いた古文書料紙の自然科学分析の試みー古文書を多角的に分析する3ー)
吉川弘文館   2018年3月   ISBN:9784642038720
史跡大鹿窪遺跡発掘調査総括報告書
渋谷 綾子 (担当:共編者, 範囲:大鹿窪遺跡出土石器の残存デンプン粒分析 結果報告)
富士宮市教育委員会   2018年3月   
崩リ遺跡I 畑地帯総合整備事業(担い手育成型)手久津久地区に伴う埋蔵文化財発掘調査 第1分冊
渋谷 綾子 (担当:分担執筆, 範囲:崩リ遺跡から出土した石器の残存デンプン粒分析)
喜界町教育委員会   2018年1月   
<総合資料学>の挑戦―異分野融合型研究の最前線
渋谷 綾子 (担当:分担執筆, 範囲:資料の自然科学分析―土器付着物と民族資料―)
吉川弘文館   2017年3月   ISBN:978-4-642-03866-9
中野山遺跡(第2・3・6・7次)発掘調査報告
渋谷 綾子 (担当:分担執筆, 範囲:出土石器の残存デンプン粒分析)
三重県埋蔵文化財センター   2016年3月   

Misc

 
点から面へ、そして歴史の研究へ
渋谷 綾子
人文情報学月報   82    2018年5月   [依頼有り]
北陸歴史よもやま話 デンプンが示す昔の生活
渋谷 綾子
読売新聞      2018年1月   [依頼有り]
研究者紹介82 一粒の考古学
渋谷 綾子
歴史系総合誌『歴博』   (195) 26-27   2016年3月   [依頼有り]
道具の用途を探る:博物館資料の自然科学分析
渋谷 綾子
歴博公開シンポジウム「資料がつなぐ大学と博物館―「研究循環アクセスモデル」の構築にむけて―」   34-39   2016年2月
デンプン粒から探る古代人の食生活
渋谷 綾子
HUMAN   8 128-133   2016年1月   [依頼有り]

講演・口頭発表等

 
北海道伊達市カムイタプコプ下遺跡からみえてきた17世紀アイヌ民族の暮らし
永谷幸人・青野友哉・三谷智広・菅野修広・松田宏介・中村賢太郎・渋谷綾子・添田雄二
日本文化財科学会第35回大会   2018年7月8日   
栽培作物の特定のための作物痕跡の検出と大根の放置実験による検証
青野友哉・渋谷綾子・添田雄二
日本文化財科学会第35回大会   2018年7月7日   
古文書の起源の追跡にむけた前近代の和紙の構成物分析:研究の現状と課題,方法の展開
渋谷綾子・高島晶彦・天野真志・山田太造・小島道裕・尾上陽介
日本文化財科学会第35回大会   2018年7月7日   
古文書料紙の構成物分析と方法の展開・可能性
渋谷 綾子
歴博共同研究「総合資料学の創成と日本歴史文化に関する研究資源の共同利用基盤構築」平成30年度異分野連携ユニット研究会第1回/東京大学史料編纂所2018年度一般共同研究「前近代の和紙の構成物分析にもとづく古文書の起源地追跡」第1回研究会   2018年6月25日   
Plant Food in the Neolithic Lower Yangtze Area, China from Starch Granules of Human Dental Calculus
渋谷綾子・孫国平・劉斌・王寧遠・陳傑・宋建・岡崎健治・板橋悠・中村慎一
東アジア考古学会第8回世界大会   2018年6月10日   

受賞

 
2018年7月
日本文化財科学会 第12回学会表彰・ポスター賞 栽培作物の特定のための作物痕跡の検出と大根の放置実験による検証
受賞者: 青野友哉・渋谷綾子・添田雄二
 
2017年6月
日本文化財科学会 第11回学会表彰・ポスター賞 デジタルマイクロスコープによる古文書料紙の検討:「総合資料学」における文理融合型研究の試み
 
2013年
大学共同利用期間法人人間文化研究機構 第1回人間文化研究奨励賞
 
2011年
日本植生史学会 第1回日本植生史学会論文賞 「日本列島における現生デンプン粒標本と日本考古学研究への応用―残存デンプン粒の形態分類をめざして」
 
2008年
世界考古学会議 WAC学生ポスター賞2位
 

競争的資金等の研究課題

 
東京大学史料編纂所: 2018年度一般共同研究
研究期間: 2018年4月 - 2019年3月    代表者: 渋谷 綾子
文部科学省: 科学研究費補助金(若手研究(B))
研究期間: 2014年 - 2016年    代表者: 渋谷 綾子
文部科学省: 科学研究費補助金(基盤研究(C))
研究期間: 2012年 - 2014年    代表者: 細谷 葵
平成25年度は、本科研費初年度の平成24年度における各調査地での予備調査を踏まえて、東アジア食文化における「貯蔵」「加工」に関する考古学・民族調査の本格的な実地調査を行う年度として位置づけており、その予定通りに実地調査を実施した。東北地方の縄文遺跡調査においては、細谷、中村、渋谷、および研究協力者の瀬口で、7月と11月の2回、現地調査を行った。前年度の予備調査において、三内丸山遺跡、池内遺跡、是川中居遺跡の3遺跡に焦点を絞って調査するという方針を定めたので、この3遺跡を中心に、渋谷が人工遺...
文部科学省: 科学研究費補助金(若手研究(B))
研究期間: 2011年 - 2014年    代表者: 渋谷綾子
本研究では,縄文時代の遺跡から出土した石皿や磨石類,土器付着植物遺体の残存デンプン粒分析を行い,残存デンプン粒の検出,残存デンプン粒の遺存状態の検討,現生デンプン粒標本を用いた残存デンプン粒の植物同定,を体系的に実施した。研究の結果,石器や土器の付着物から検出された残存デンプン粒から,高い頻度で加工された野生植物の手がかりが得られるとともに,「どのように」加工・調理されたのか実証できることが判明した。さらに,現生標本の検討からは,デンプン粒の外形や粒径,偏光十字の形状など形態学的な特徴にも...
文部科学省: 科学研究費補助金(基盤研究(B))
研究期間: 2011年 - 2013年    代表者: 西田 泰民
これまで土器の文様や器形によって考えられてきた日常用土器、非日常用土器の違いを、実際の出土土器に残された化学成分から検証した。その結果、縄文時代後晩期の土器では調理物に明瞭な差があったことが判明した。また、中期の縄文土器についても、いわゆる火炎土器で調理される食材がより限定されていたことを示唆するデータを得た。内陸の遺跡出土土器から海産物のバイオマーカーが検出され、遡上魚の利用が想定される。

委員歴

 
2017年11月
 - 
現在
日本植生史学会  『植生史研究』第11期編集書記
 
2015年11月
 - 
2017年10月
日本植生史学会  『植生史研究』第10期編集書記
 
2015年11月
 - 
2016年9月
The 8th World Archaeological Congress (WAC-8 Kyoto)  実行委員
 
2015年11月
 - 
2016年9月
The 8th World Archaeological Congress (WAC-8 Kyoto))  T10サポーター
 
2014年11月
 - 
2015年11月
日本植生史学会  『植生史研究』第9期編集書記
 
2011年11月
 - 
2014年11月
日本植生史学会  『植生史研究』第8期編集書記
 
2000年
 - 
2002年
大阪歴史学会  庶務委員
 

担当経験のある科目