2018年4月 - 2021年3月
糖尿病による動脈硬化亢進機構と運動効果:マクロファージのインスリンシグナルの役割
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
- 課題番号
- 18K10856
- 体系的課題番号
- JP18K10856
- 担当区分
- 研究代表者
- 配分額
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- (総額)
- 4,550,000円
- (直接経費)
- 3,500,000円
- (間接経費)
- 1,050,000円
- 資金種別
- 競争的資金
初年度は、動脈硬化に対する高インスリン血症の増悪作用のメカニズムを明らかにするため、マクロファージのインスリン受容体シグナル伝達系と脂質代謝調節機構のクロストークを解析したが、少なくともマウス腹腔滲出マクロファージでは両者の間には明確な関係性がなかった。そのため、次年度以降は、運動の抗炎症効果のメカニズムを明らかにするため、マクロファージのインスリン受容体シグナル伝達系と抗炎症性M2型フェノタイプ極性化のクロストークに対する習慣的運動の効果を解析し、インターロイキン-4によるマウス腹腔滲出マクロファージのM2型フェノタイプ極性化に対するインスリンの増強作用を運動が促進することを明らかにした。
- リンク情報
- ID情報
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- 課題番号 : 18K10856
- 体系的課題番号 : JP18K10856