2013年4月 - 2018年3月
渋滞列における発進波の数理的解明から渋滞解消の実践へ
文部科学省科学研究費助成事業(学術研究助成基金助成金) 若手研究(B) 若手研究(B)
- 課題番号
- 25790099
- 体系的課題番号
- JP25790099
- 担当区分
- 研究代表者
- 配分額
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- (総額)
- 4,420,000円
- (直接経費)
- 3,400,000円
- (間接経費)
- 1,020,000円
- 資金種別
- 競争的資金
渋滞解消のキーワードは「slow-in fast-out」である.渋滞列にゆっくりと近づき,渋滞列から素早く抜け出すアクションを行うことで,渋滞を短くすることができる.本研究では,確率セルオートマトンを数理モデルの基盤モデルとし,従来の待ち行列理論では考慮されてこなかった渋滞列内部の空間構造(排除体積効果)を陽に組み込むことで,渋滞列から抜け出す際の反応の連鎖の波(発進波)の特徴を明らかにした.具体的には,発進波の伝播速度は密度のべき関数で特徴づけることができ,伝播速度が遅い場合には,ある最適な車間距離を保った状態から動き出す方が渋滞列がスムーズに解消されることがわかった.
- ID情報
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- 課題番号 : 25790099
- 体系的課題番号 : JP25790099