2017年4月 - 2022年3月
非局所相互作用を考慮した可積分な交通流モデルに基づく渋滞解消理論の構築と実践
文部科学省科学研究費助成事業(学術研究助成基金助成金) 基盤研究(C) 基盤研究(C)
- 課題番号
- 17K05147
- 体系的課題番号
- JP17K05147
- 担当区分
- 研究代表者
- 配分額
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- (総額)
- 4,680,000円
- (直接経費)
- 3,600,000円
- (間接経費)
- 1,080,000円
- 資金種別
- 競争的資金
高速道路での自然渋滞の解消を狙った運転術である「渋滞吸収運転術」のフレームワークを拡張するために,非線形偏差分方程式で記述される新しい交通流数理モデルを提案し,その数理モデルの解析を行った.その結果,提案モデルは,交通流モデルとして重要となる一様流不安定性を示し,双安定な解構造を持つことも示された.さらに,提案モデルと既存の交通流数理モデルの共通した数理構造を明らかにするために,提案モデルの連続極限と超離散極限によって導出された対応する偏微分方程式系および超離散方程式系についても詳細な検討を行った.
- ID情報
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- 課題番号 : 17K05147
- 体系的課題番号 : JP17K05147
この研究課題の成果一覧
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論文
1-
Physica Scripta 99(4) 045245-045245 2024年3月21日 査読有り最終著者