江口友朗 (Tomoaki Eguchi) - マイポータル - researchmap

基本情報

所属: 立命館大学産業社会学部現代社会学科教授
: (兼任)社会学研究科
: (兼任)立命館アジア・日本研究機構アジア・日本研究所
: (兼任)衣笠総合研究機構人文科学研究所

学位: 学士（経済学）(名古屋大学)
修士（経済学）(名古屋大学)
博士（経済学）(名古屋大学)

J-GLOBAL ID: 201101081438344620
researchmap会員ID: 6000029447

研究キーワード

1

制度経済学，開発経済学，タイ経済，経済学史，ミクロ‐マクロ‐ループ，認知科学，人間行動，資本主義の多様性，所得再分配

研究分野

3

経歴

8

2019年4月

（現在に至る）立命館大学産業社会学部現代社会学科・教授
2011年4月 - 2019年3月

立命館大学産業社会学部現代社会学科・准教授
2008年4月 - 2011年3月

法政大学経済学部経済学科・助教
2009年4月 - 2009年9月

岡山大学経済学部・非常勤講師
2007年4月 - 2008年3月

名古屋大学大学院経済学研究科附属国際経済政策研究センター・機関研究員
2005年4月 - 2008年3月

藤田保健衛生大学医学部・客員講師
2006年4月 - 2007年3月

名古屋大学大学院経済学研究科・キタン（特別）研究員
2003年6月 - 2005年3月

名古屋大学評価情報分析室・事務補佐員

学歴

3

論文

19

「社会秩序と行為選択を巡る史的検証：19世紀から20世紀の経済学を対象とした一考察」

江口友朗, 西本和見, 田中啓太, 松波京子

『立命館産業社会論集』（立命館大学産業社会学会） 53(2) PP. 31-42 2017年9月
「A Comparative Analysis of Aspects of Private and Autonomous "Mutual Assistance Payments" in Asian Countries:Its Economic Role and Income Redistribution Function in Thailand, Cambodia, South Korea, and Indonesia」

Tomoaki EGUCHI, Sinudom ARISSARA, Yorihiko ANDO

『Proceedings of the International Conference on Education,Psychology,and Social Sciences』 vol. 2(No. 1) pp. 114-129 2017年8月
「『競合的パラダイム論』から見た制度アプローチの展開とその理論的射程に関する一考察」

江口友朗

『季刊経済理論』（経済理論学会） 54(2) pp. 32-39-39 2017年7月
「家計間での私的相互援助の実態の多国間比較：持続可能な社会保障システム、コミュニティ、幸福度を巡って」

江口友朗

『研究紀要：食生活科学・文化、環境に関する研究助成』（公益財団法人アサヒグループ学術振興財団） 30 pp. 185-196-196 2017年5月
An Aspect of Private Mutual Assistance Among Households and Its Mechanism of Redistribution in Thailand（in Korean Language）

Tomoaki EGUCHI, Sinudom ARISSARA in, om o

『Korean Sociological Review 2016』 7 PP.25-46 2016年7月
「ディシプリンとしての経済学と制度アプローチの学際的可能性：レギュラシオン学派の言説から」

江口友朗

日暮雅夫・尾場瀬一郎・市井吉興（編著）『現代社会理論の挑戦：せめぎ合う公共圏』所収 pp. 85-104 2016年1月
「労働・福祉を巡る制度アプローチの開発途上国への分析射程：タイでの私的な相互援助の実態を交えて」

江口友朗

櫻井純理・江口友朗・吉田誠（編著）『労働社会の変容と格差・排除：平等と包摂をめざして』所収， pp. 41-60 2015年12月
「経済学における制度アプローチの1課題：制度の下でのアクターの持続的な異質性及び行為の多様性を説明するためのロジックについて」

江口友朗

『立命館産業社会論集』（立命館大学産業社会学会） 50(1) pp. 97-116 2014年6月
「タイにおける家計間での相互扶助の実態に関する一試論：経験的事例と制度の理論の架橋に向けて」

江口友朗

『経済科学』（名古屋大学大学院経済学研究科） 60(4) pp.105-118 2013年3月
Rethinking the Role of an "Informal"Institution and Its Economic Effects: A Case study of Mutual Assistance Payments among Households in the Kingdom of Thailand.

Tomoaki EGUCHI, Sinudom ARISSARA in, om o

Book of Abstracts: 24th Annual Conference of the European Association for Evolutionary Political Economy, Published by Cracow University of Economics pp.132-134 2012年10月
「『マネジメント』とその世界：レギュラシオン・アプローチの展開を視点にして」

江口友朗

『現代思想』（青土社）8月号 pp.216-228 2010年7月
「近年の制度アプローチにおける行為論的基礎の検討：認知科学における科学的根拠に基づいて」

江口友朗

『経済志林』（法政大学経済学部学会） 77(3) pp.319-360 2010年3月
「アジア通貨危機後のタイにおける家計グループ間での特徴的差異：統計指標の実態から」

江口友朗

『経済志林』（法政大学経済学部学会） 77(2) pp.269-298 2009年10月
「ミクロ・マクロ・ループ論的な制度アプローチによる開発途上国への社会経済分析の射程：アクターの再生産過程における差異の視点から」

江口友朗

『経済志林』（法政大学経済学部学会） 77(1) pp.67-96 2009年6月
「近年の制度アプローチの分析領域と『インフォーマルな制度』：D. C. Northの新制度アプローチとG. M. Hodgsonの現代制度アプローチの比較から」

江口友朗

『経済志林』（法政大学経済学部学会） 76(3) pp.141-174 2009年3月
「今日の制度アプローチにおけるアクターについて：理論的役割と方法論的背景」

江口友朗

『経済科学』（名古屋大学経済学部学会） 56(1) pp.67-76 2008年6月
「現代制度経済学におけるミクロ・マクロ・ループ論の射程」

江口友朗

博士（経済学）学位取得論文，名古屋大学全143頁 2006年3月
「ミクロ・マクロ・ループ論における制度と主体：現代制度学派とレギュラシオン学派の検討から」

江口友朗

『季刊経済理論』（経済理論学会） 42(3) pp.85-95 2005年9月
「制度経済学の諸潮流：個人・社会・変化の視点から」

江口友朗

修士（経済学）学位取得論文，名古屋大学全34頁 2000年3月

書籍等出版物

2

『労働社会の変容と格差・排除：平等と包摂をめざして』

櫻井純理, 江口友朗, 吉田誠

ミネルヴァ書房 2015年12月
「第1章：序説」『五つの資本主義：グローバリズム時代における社会経済システムの多様性』

山田鋭夫, 原田裕治, 監訳, 木村大成, 江口友朗, 藤田菜々子, 横田宏樹, 水野有香

藤原書店 2005年9月

講演・口頭発表等

35

「アジア『環境福祉』国家分析の射程：制度アプローチ及び学際的アプローチの視点から」

『進化経済学会』第23回全国大会（名古屋工業大学） 2019年3月16日
「A Comparative Analysis of Aspects of Private and Autonomous Income Distributions among households in Asian Countries: Thailand, Cambodia, Indonesia, and South Korea」(Co-Authors:Sinudom ARISSARA, and Yorihiko ANDO)

『30th Annual Conference of the European Association for Evolutionary Political Economy（EAEPE）』 2018年9月7日
「競合的パラダイム論」から見た制度アプローチの展開とその理論的射程に関する一考察

『進化経済学会：現代日本の経済制度（全国）部会』2018年度第1回研究会 2018年7月28日
「人的ネットワークを介した所得再分配の実態に基づく制度論的・ミクロ的基礎の検討：アジア諸国での個票調査とその解析に基づく実証から」（Sinudom ARISSARA，安藤順彦との順不同報告）

『進化経済学会』第22回全国大会（九州大学・箱崎キャンパス） 2018年3月30日
「アジア諸国での所得再分配メカニズムとその分析射程：私的な金銭的援助を巡る多国間比較を交えて」（安藤順彦との共同報告）

『レギュラシオンアプローチと政治経済学の研究サークル』第6回研究会 2018年2月17日
「A Comparative Analysis of Aspects of Private and Autonomous “Mutual Assistance Payments” in Asian Countries: Its Economic Role and Income Redistribution Function in Thailand, Cambodia, South Korea, and Indonesia」(Co-Authors: Sinudom ARISSARA,and Yorihi

『International Conference on Education, Psychology, and Social Sciences:2017』 2017年8月3日
「家計間での私的相互援助の実態の多国間比較:持続可能な社会保障システム,コミュニティ,幸福度を巡って」

アサヒグループ学術振興財団研究助成報告会（サスティナブル社会・経済学部門） 2016年10月21日
「制度的調整メカニズムとその空間を巡る理論的現状と課題：アジア諸国での社会的紐帯・人的ネットワークの経済的実態を踏まえて」（Sinudom ARISSARAとの順不同報告）

『進化経済学会：第20回全国大会』 2016年3月26日
"Economic development stages and Private Human Networks: From Aspects of Autonomous 'Mutual Assistance Payments'in Thailand and South Korea"(Co-Authors: Sinudom ARISSARA, Risa KATO, and Sungsu SHIN in random order)

International Symposium: Contemporary Trasformation of Socio- Economic Structure under Neoliberal Globalization in East Asia 2015年3月14日
「タイ王国及び韓国における家計間での私的な相互扶助について：その実態に基づく文化的・社会的行為の制度論的な理論化に向けて」（Sinudom ARISSARA，加藤里紗，申成秀との順不同報告）

国際開発学会第25回全国大会 2014年11月29日
Economic Value of Social Customs or Cultural Behaviors: A Case Study of Private and Autonomous "Mutual Assistance Payments" in Thailand and South Korea. (Co-Authors: Sinudom ARISSARA, Sungsu SHIN, and Risa KATO in random order.)

The International Symposium on ASEAN +3 Communities: Socio-Political Challenges on Identity and Difference 2014年7月16日
「社会福祉制度とその諸背景：タイと韓国での独自個票調査に基づいて」（Sinudom ARISSARA，加藤里紗，申成秀との順不同報告）

アジア政経学会2014年度全国大会 2014年6月1日
｢制度論的ミクロ・マクロ・ループ論の方法論的・理論的な課題：共時的に異質で多面的なアクターを分析するために」

進化経済学会第18回全国大会 2014年3月16日
「タイ王国における所得再分配構造のミクロ的・制度的基礎：現地個票調査に基づいて」（Sinudom ARISSARAとの順不同報告）

経済理論学会第61回全国大会 2013年10月6日
「タイ王国における家計間での私的な相互扶助の実態：バンコク都における独自個票調査に基づいて」（Sinudom ARISSARAとの順不同報告）

国際開発学会第14回春季大会 2013年6月8日
「タイ王国での家計間での私的相互扶助の実態から見た所得再分配メカニズムの制度的・ミクロ的基礎：Bangkok都でのマイクロ個票調査結果に基づいて」（Sinudom ARISSARAとの順不同報告）

進化経済学会第17回全国大会 2013年3月17日
Rethinking the Role of an "Informal"Institution and Its Economic Effects: A Case Study of Mutual Assistance Payments among Households in the Kingdom of Thailand. (Co-Author: Sinudom ARISSARA)

"Economic Policy in Times of Crisis", 24th Annual Conference of the European Association for Evolutionary Political Economy(EAEPE) 2012年10月20日
「『進化経済学』によせて：学説的位置と制度のミクロ的基礎の視点から」

進化経済学会現代日本の経済制度（全国）部会 2011年11月12日
「タイ王国における家計間送金の実態から見たインフォーマルな制度の機能：バンコク都でのマイクロ個票調査に基づいて」（Sinudom ARISSARAとの順不同報告）

進化経済学会第15回全国大会 2011年3月20日
「制度生成・選択を巡るミクロ的基礎の再検討：経験科学としての認知科学的なアプローチの行為論的基礎をベースにして」

進化経済学会第15回全国大会 2011年3月19日

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担当経験のある科目(授業)

22

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所属学協会

6

Works(作品等)

2

共同研究・競争的資金等の研究課題

5

アジア的な社会保障・福祉システムの数理モデル化とその比較：7か国での「私的な相互援助」の実態に着目して

公益財団法人旭硝子財団 2016年度採択研究助成プログラム人文・社会科学系若手継続グラント 2016年4月 - 2019年3月
文化・慣習・儀礼的行為の経済的な実証研究: タイ、韓国、インドネシアでの家計間での私的な所得移転の実態とその所得再分配効果に注目して

村田学術振興財団平成27年度研究助成 2015年8月 - 2016年7月
家計間での私的相互援助の実態の多国間比較:持続可能な社会保障システム,コミュニティ,幸福度を巡って

公益財団法人アサヒグループ学術振興財団サスティナブル社会・経済学部門研究助成 2015年4月 - 2016年3月
持続可能な社会保障システム設計のためのトリニティーモデルの作成：私的な人的ネットワークの経済的機能と効果の実証に基づいて

公益財団法人旭硝子財団人文・社会科学系研究奨励 2014年4月 - 2015年3月
「タイ王国のハイブリッドな所得再分配機能の実証的研究：公的扶助と私的相互扶助の統合モデル化」

公益財団法人野村財団「2011年度社会科学助成」 2011年 - 2012年