2014年4月 - 2016年3月
気道の求心性神経を対象とした百日咳における咳嗽発作発症機構の解明
日本学術振興会 科学研究費助成事業 若手研究(B) 若手研究(B)
- 課題番号
- 26860286
- 体系的課題番号
- JP26860286
- 担当区分
- 研究代表者
- 配分額
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- (総額)
- 3,900,000円
- (直接経費)
- 3,000,000円
- (間接経費)
- 900,000円
- 資金種別
- 競争的資金
百日咳は咳発作を主徴とする百日咳による細菌性感染症であるが、その咳発作の発症機構は明らかにされていない。百日咳の咳発作が百日咳菌と気道感覚神経との相互作用によるものではないかという仮説を検証するため、百日咳菌に代表されるボルデテラ属菌による宿主神経への神経刺激作用の解析を行った。ラット後根神経節神経を用いたカルシウムイメージングを行ったところ、ボルデテラ属菌の菌体破砕液によるラット感覚神経への特異的な神経作用は観察されなかった。本研究の手法では、ボルデテラ属菌による宿主神経との相互作用解析を解明することはできなかった。
- リンク情報
- ID情報
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- 課題番号 : 26860286
- 体系的課題番号 : JP26860286