2010年 - 2012年
三日熱マラリア肝内休眠原虫の検出系の確立
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 基盤研究(B)
マラリア原虫の肝臓ステージの培養系を、まずはネズミマラリア原虫をモデルとして最適化を行った。次に、三日熱マラリアの肝内型原虫を検出できるような種々の特異抗体を作成した。タイ王国において、三日熱マラリア患者の血液を人工的に吸血させた蚊の唾液腺から原虫を回収し、これを肝由来培養細胞に添加後培養し、作成した抗体を用いて、肝内型原虫が検出できた。さらに原虫の侵入効率の評価系が確立できた。
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- 課題番号 : 22406007
- 体系的課題番号 : JP22406007