論文

査読有り
2011年3月

釣獲されたメダイの鮮度実態と船上における致死方法の検討

島根県水産技術センター研究報告
  • 岡本 満
  • ,
  • 森脇和也
  • ,
  • 清川智之
  • ,
  • 藤川裕司

3
開始ページ
47
終了ページ
53
記述言語
日本語
掲載種別
研究論文(大学,研究機関等紀要)
出版者・発行元
島根県水産技術センター

釣で漁獲されるメダイの鮮度保持技術を確立するため,船上における適正な処理方法を検討した.メダイを延髄刺殺と脱血,脊髄切断と脱血,脱血,温度ショック,鰓切断後15分間放置,苦悶死で致死させたところ,苦悶死区の筋肉a*値が他よりも高く,脱血した試験区の筋肉中の出血が他よりも少なかったことから,脱血により筋肉の白さを保つことが出来る事がわかった.しかし,破断強度,K値には,致死条件はほとんど影響しないと思われた.鮮度実態における破断強度とK値の差は,温度管理などの致死条件以外の原因によるものと考えられた.

リンク情報
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/120005321956
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/AA12210163
URL
http://id.ndl.go.jp/bib/11068472
URL
http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/2010813050 本文へのリンクあり
ID情報
  • ISSN : 1881-5200
  • CiNii Articles ID : 120005321956
  • CiNii Books ID : AA12210163

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