2019年4月 - 2023年3月
教育・保育形態による遊びの快情動と多様性の即時効果と遅延効果の検証
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
本研究は,幼児教育・保育における遊び機能の中で,特に快情動と多様性に着目し,教育・保育形態による即時効果と遅延効果を明らかにすることを目的とする。即時効果を調べるために行動観察,遅延効果を調べるために質問紙を用い,以下の2点を明らかにする。1)教示指導・遊び的教示型と自由遊び・総合的遊び型の2形態の幼稚園等において,子どもの遊び行動等を観察し,遊びの状況と快情動や多様性の関連について定量的に示す。2)“20歳の同窓会”等の行事を実施している2形態の幼稚園等において,卒園した20歳の研究協力者に質問紙調査を行い,様々な状況において楽しみを見つけ希望を生み出す力や自己効力感,多様性へ向かう力や対応力との関連を明らかにする。
2019年度は,1)の研究については予備観察を実施し,行動カテゴリーと定義を決定した。2)の研究については様々な状況において楽しみを見つけ希望を生み出す力や自己効力感,多様性へ向かう力や対応力,そして性格特性から構成される質問紙を作成した。
2019年度は,1)の研究については予備観察を実施し,行動カテゴリーと定義を決定した。2)の研究については様々な状況において楽しみを見つけ希望を生み出す力や自己効力感,多様性へ向かう力や対応力,そして性格特性から構成される質問紙を作成した。
- ID情報
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- 課題番号 : 19K02642
- 体系的課題番号 : JP19K02642