2015年4月 - 2019年3月
不変情報と変動情報の融合による俗語感性辞書の構築
日本学術振興会 科学研究費助成事業 若手研究(B) 若手研究(B)
本研究では、現在日本国内で使用されている日本語俗語を辞書などから収集し、マイクロブログ上の用例を収集することで大規模な俗語コーパスを構築した。このコーパスを用いて俗語の周辺文脈などからトピックモデルを作成し、俗語の用法のトピック変化や感性(否定/肯定など)の変化を分析することにより俗語感性辞書の自動構築をおこなった。また、俗語のなかでもネットスラングと呼ばれる語に関して、20代の被験者に対して複数の感性軸を対象とした感性評価アンケートを実施した。この結果をもとに、感性的な要素を考慮することで、意味要素のみを考慮する場合よりも意図をより正確に反映できる俗語の標準語変換手法を提案した。
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- 課題番号 : 15K16077
- 体系的課題番号 : JP15K16077