論文

2001年

魚粉またはコーン・グルテンミールをドライキャットフードの主要蛋白質源とした場合の消化率,窒素出納,および尿の性状

ペット栄養学会誌
  • 田中 哲二
  • ,
  • 金子 政弘
  • ,
  • 舟場 正幸
  • ,
  • 入来 常徳
  • ,
  • 波多野 義一
  • ,
  • 阿部 又信

4
開始ページ
25
終了ページ
26
記述言語
日本語
掲載種別
DOI
10.11266/jpan1998.4.Supplement_25
出版者・発行元
日本ペット栄養学会

成ネコ6頭を2区に分け,魚粉(FM)またはコーン・グルテンミール(CGM) を主要蛋白質源とするドライフード( 粗蛋白質33%) を給与し,1期3週間のswitch back法により消化率,窒素出納,および尿の性状を比較した。乾物摂取量,飲水量,尿量はCGM食で若干低下したものの,有意ではなかった。乾物および窒素消化率,窒素蓄積量にも有意差はなかった。しかし糞水分含量はCGM食で有意に低下した(P<0.03)。尿pHはいずれも6.3前後で,尿中ストラバイト結晶数には変動が大きく有意差はなかった。尿不溶性成分の塩酸可溶性区分にも差はなかったが,塩酸不溶性区分はCGM食で増加傾向が見られた(P<0.08)。尿成分中,尿素およびアンモニア濃度はCGM食,クレアチニン,クレアチン,アラントイン濃度はFM食で有意に高かった(P<0.05)。

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.11266/jpan1998.4.Supplement_25
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/130004625981
URL
https://jlc.jst.go.jp/DN/JALC/10016145442?from=CiNii
ID情報
  • DOI : 10.11266/jpan1998.4.Supplement_25
  • ISSN : 1344-3763
  • CiNii Articles ID : 130004625981

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